角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

ピッタリの呼称。

2009年02月26日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
赤基調の桜花プリントをベースに、合わせは朱色の小花プリントです。ベースの桜花がなんとも可愛いのですが、こちらもところどころに金色が出てきます。今年の風水ラッキーカラーのひとつが「金」と教えられたせいか、先日の日暮里仕入れにもはっきり現れてますね。
「おまかせシリーズ赤系」にバッチリの配色、平生地はこちらになります。




今日お越しは、かつての商売でお世話になっていた隣町の商店主さん。以前ご自身のお客様をお連れくださり、私の草履をプレゼントされた方です。『また欲しいって連絡があって、よがったぁ、実演やってでっ』。
たまたま休みの日にお訪ねの方もいれば、こちらの商店主さんのように昨日の休みをうまく外される方もいるんですね。

商店主さん曰く、『県外のお客さんをいろいろ連れて歩ぐんだども、さけいやさんは職人なのに喋ってくれるがらイイものなぁ』。
2008年5月28日のブログでも触れましたが、職人のイメージを問われたときに“よく喋る”というのはまずないでしょう。それが良いとか悪いの問題ではなく、確かにそういうもんだと思うわけです。

私が、『そこが職人になりきれない、半分商人ということだんシべっ』と笑うと、『う~ん、商人と職人のちょうど中間みたいな人どご呼ぶ、なんかイイ呼び名ねぇもんだべがなっ』。
そんな良い呼称があれば、ぜひとも使わせていただきたいものです。

先日の37年会の集まりで、このブログを読んでくれているひとりの同期生から質問がありました。
『ブログを書く人はブロガー、読む人はブログ読者っていうどもよ、特定のブログしか読まねぇ人の呼び名ってあるがっ?』。

確かにそういう人の呼称は知りませんねぇ。“ストーカー読者”じゃマズいっすべっ。

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