角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

桜色が目前です。

2013年04月29日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡六百円〕
エンジと紺の組み合わせは角館草履の定番といえます。メリハリがしっかり利いて、男女共にお勧めしていい配色と思います。今日の草履は23cmですから、メリハリの利いた女性にお似合いでしょうか。

ゴールデンウィーク前半三連休が終わりました。今日は17℃まで上がりましたが、昨日までの寒さは4月末とは思えませんでしたよ。おかげで桜の開花は大きく進んでいません。
それでも武家屋敷通り樺細工伝承館前の枝垂れ桜が、数輪花を開かせました。

ゴールデンウィークに入り、お客様の人数も日を追うごとに増えています。ということは、「桜ざんねん」の声も比例して多くなるわけです。
西宮家の田町側向かいに、新潮社記念文学館があります。その建物沿いに後ろへ回りこむと、一本だけ5分咲きほどの桜があるんですね。今日のところお教えできる桜はこの一本です。

昨日の閉店後、檜木内川堤沿いの露店を訪ねてみました。知人のお店二箇所に立ち寄り話を聞きましたが、桜はない気温は低いで、ここまでの商いは極めて低調とのこと。わが家一食分の買い物をしたところで、気休めにしかなりませんでした。桜のあるなしで、角館の商いは大きく変わるんですね。

明日からの三日間は平日、天気も良いとはいえません。大きく期待がかかるのは5月3日からの四連休ですね。満開の桜に天気も上々となれば、武家屋敷通りと檜木内川堤はまさにお祭り騒ぎとなるでしょう。

例年満開の角館には、一日20万人を超える人出があります。どうぞお気をつけてお越しくださいませ。桜色に染まる角館が、もう目の前まで来ています。
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