角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

知らなかったぁ…。

2009年02月20日 | 製作日記


今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き〔四阡五百円〕
紺基調の招き猫プリントをベースに、合わせは茶色のいらかプリントです。先日出かけた日暮里仕入れ、ひとつのテーマが「男性用」でした。人気の配色は「男女兼用」がひとつの証しなんですが、それにしても地元で買える布地は「男性用」が極めて不足です。
「招き猫」、どうぞ足元から福を招き入れてくださいませ。平生地はこちらです。




昨晩のテレビ「秘密のケンミンSHOW」、東京一郎(あずまきょういちろう)が登場する寸劇がモデルチェンジしてましたね。めでたく伴侶を迎えた京一郎が会社の辞令を受けて全国へ転勤して歩くというストーリー、昨晩の赴任先は秋田市でした。
“京一郎は知らなかった…”の決まり文句で秋田県民の暮らしぶりを紹介するワケですが、これがまたなかなか面白いんです。

「秋田県は一戸建て住宅率が全国1位」「秋田県民は来客を迎えるとき、テーブルいっぱいにお茶うけを並べる」「秋田県民は、日本で一番白色人種の皮膚に近いと言われている」などなどが紹介されましたが、私が一番ウケたのは、「お酒を飲むとき、全員が揃うのを待たずに、『練習』と言って先に飲み始める」。

まったくその通りなんです。先日角館あきんど塾の定例会の際も、たまたま私が一番早く会場へ着きました。そして席に座るよりも一瞬早く、『生ビールくださ~い』。昨晩のテレビでは何人か集まった段階で、『まんず練習するがっ』と飲み始めてましたが、私たちはたったひとりでも飲みながら他のメンバーを待ちますね。

私がウケたのは、これが秋田県一円で見られる現象だったということなんです。かと言って角館だけ…とも考えたことはありませんでしたが、普段の自分たちの行いが「即ち県民性」だったというのが可笑しかったです。
“京一郎は知らなかった…”は、草履職人も知りませんでしたぁ。

今晩これから同期生の例会があります。7時開宴ですが、今日も少し早めに行って“ひとり練習”しますかっ。

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2 コメント

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盛り上がりましたか? (masato)
2009-02-20 21:12:28
草履職人さん、こんばんは。

同期会って変に盛り上がりますよね。
でも、この時期に?
ひょっとして飲み会の”名目”だったりして!

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飲み無尽 (草履職人)
2009-02-21 07:48:51
masatoさん、おはようございます。

同期会といっても、毎月二十日に集まる例会なんです。俗に「飲み無尽」というヤツですね。
観光シーズンに入ると毎月は出席できなくなるもんで、冬のうちはなるべく行くようにしてます。

その会場の飲食店なんですけど、これも同期生がやってる料理店。グルメ雑誌にたびたび登場するここの料理は、恐ろしいくらい旨いですよ。

完全予約制ですから、お盆にでも帰省したらmasatoさんもぜひ一度!
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