角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

スリッパ誕生物語。

2023年06月10日 | 実演日記


赤系おまかせ22cm 土踏まず付き【2023年12月31日まで5,600円税込】


先日のブログでスリッパについて触れましたが
そもそもスリッパとはどんな理由から生まれたのか
こんなどーでも良いことを書いてみようと思います(笑)

ときは幕末から明治初頭
日本へ多くの外国人がやって来るようになりました。
日本と商取引のある一部の外国人は住まいがあるものの
かなりの人たちは旅籠やお寺に宿泊したそうです。
ここで問題なのが「靴」、彼らには靴を脱ぐ習慣がなかったんですね。

そこで考えられたのが靴を履いたままで足を入れる履物
つまりスリッパの原型だったわけです。
実物を見たことはありませんが、おそらくワラか布製の
かなり大きなものだったでしょうね。

欧米外国人が自分の靴を失くすようなことがあれば
それはもう気が狂わんばかりのストレスだと云います。
日本だったら酔っ払いが他人の靴を誤って履いて帰ることが
たまにありますけどね(笑)


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コメント
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