角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

二つの「ありがとう」。

2017年09月28日 | 実演日記
お祭りから2週間ほどの間、地元にお住まいの方々からオーダーが相次ぎました。

その草履は発送ではなく、直接お渡しとなります。ご自身の草履を目の当たりにしたお客様の笑顔は、何度経験しても気持ちの良いものです。

仙台市で似顔絵スタジオを営む友人は、完成した似顔絵をご依頼者へ発送することはしないそうです。
それは作品を初めて見るお客様の、笑顔に会いたいからにほかなりません。

売り手の「ありがとう」と買い手の「ありがとう」。

二つの想いの強さが一致したとき、その商いは大成功といえるのではないでしょうか。
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神様とカミさん。

2017年09月28日 | 実演日記
とあるおばあさんがお立ち寄りでした。ミニ草履を眺めながら…

『あや~めんこいごど~。これもあなた作るの?』

『いや、それはうちのカミさんが作るんシ』

『トイレの神様…神さん…ん?神様が作るって?』

完全にごっちゃなってますよ⁉
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