角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

週末の天気。

2009年07月25日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
茶金基調の和柄プリントをベースに、合わせは金の縞柄プリントです。
久しぶりに編んでみました、金の草履です。豪華絢爛・威風堂々をイメージさせる配色は、編んでいても気持ちがイイものですよ。平生地はこちらになります。




今年ここまでの天気で気になっているのが、週末の天気なんです。なんでか妙に悪いんですよ。今日の角館も朝から小雨が降り続き、そのうえ高気温。蒸し暑いを絵に描いたような天気でした。

観光地として一定の知名度を誇る角館とはいえ、桜のシーズンでもなければどうしたって週末に期待が寄せられます。観光ツアーであれば曜日に無関係なんですが、そうした方々は角館への滞在時間も短いです。ですから商いの観点でもふれあいの観点でも、楽しいのはフリーでお越しのお客様。それが天気に大きく影響するわけですね。

そして次の週末とさらに次の週末は、私を含む大勢の関係者に影響がでることになります。トップページの実演スケジュールで1日と8日がお休みとなっているのが、夏の恒例行事のためなんです。

まず1日は丁内会の「生ビール大会」、わが家の目前にある小さな公園で催されます。近年わが丁内会も少子高齢化が進み、独居老人も少なくありません。そんな人たちを招いて、焼肉をご馳走し生ビールでもてなすのがこの行事です。
抽選会にはいろんな景品が並びますから、これを楽しみにしている人も多いんです。

そして8日が角館あきんど塾主催の夏祭り、角館の中心部を歩行者天国にして催されます。この企画会議がしばらく続いていて、私の「気忙しい」に拍車をかけてくれます。
とは言いながら、嫌いで主催はできません。やるからには楽しく喜んでいただけるものにしたいわけです。

この夏祭りについては、詳細が確定次第本ブログでも詳しくご紹介するつもりです。昨年までのタイトルは「ちっちゃな夏祭り」でしたが、今年は商工会青年部との合同開催により「かくのだて絵燈籠夏祭り」と名称が改まりました。昨年までの「ちっちゃな…」も謙遜でしたが、今年はほんとに「ちっちゃくない夏祭り」になりそうです。

それもこれも天気が命運を握ります。
東京からお越しのおばさま、『こっちはもっと涼しいと思ってたのにぃ』。確かに蒸し暑さでは今夏一番だったようにも思います。でも夏のイベントを成功させるには、こういう暑さではダメなんですよねぇ。

コメント (4)
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