横手市は横手平野の中心部に位置する秋田県県東南部の中心都市である。横手焼きそば、2月に行われるかまくらが全国的に有名。自分が知っていたのもそのくらいである。しかし、実際に訪れてみると新しい発見はあるものだ。
横手公園展望台~戊辰の役で奥羽越烈藩同盟から抜けて新政府軍に付いたため、横手の戦いで庄内・仙台藩を中心とした旧幕府軍に破れて、横手城も焼かれてしまう。
展望台から眺めた市街地中心部
後三年の役古戦場跡
この前の「前九年の役」の20年後に起きた「後三年の役」は、知識としては知っているが、詳しいことはよく知らない。
どちらも平安時代後期の陸奥・出羽(東北地方)を舞台とした戦役である。 後三年の役は、前九年の役の後、奥羽を実質支配していた清原氏が消滅し、奥州藤原氏が登場するきっかけとなった戦いである。
2つの合戦に大きく関わったのが源義家で、源氏は武士としての確固たる地位を確立し、鎌倉時代の武士政権の下地が整えられる。また、東北地方の勢力図も大きく塗り替えられ、奥州藤原氏が幅を利かすようになり、平泉文化が花開く…。
石坂洋次郎記念館
我々世代にとっては青春時代の懐かしい作家だ。「青い山脈」「若い人」など多くの作品を世に送り出し、石原裕次郎や吉永小百合などの主演で多くの作品が映画化されている。
石坂洋次郎は、20代から30代にかけて13年間横手女子高等学校の教員を勤めている。そのときに、函館遺愛高校を舞台とした「若い人」を発表しているのも面白い。
懐かしい映画ポスターや吉永小百合の弔辞など、さらには、函館遺愛高校の写真も展示されていた。
かまくら館
横手市物産館がかまくら館という名称だった。右隣は市役所。
中に飾られていた「ぼんでん祭り」の頭飾り~横手の小正月行事で、約300年の歴史を誇る。
かまくら体験コーナー。マイナス10℃の中での体験。とてもさむかった。
秋田ふるさと村
観光総合施設で、秋田の食べ物、文化、芸術、 手作り体験、おみやげ、周辺エリアのお祭り情報などに触れることができる。
広大なお土産コーナー。
朝食と昼食を兼ねた横手焼きそばセット大盛り(890円)
増田蔵町通り
商人の町だった増田地区には内蔵や外蔵を持った商家が今でも残り、伝統的建造物保存地区に指定されている。
初めて目にした内蔵~雪が多いので冬に外に出なくてすむように、さらには、火事が多かったので防火の意味もあり、家の中に蔵を組み込んだらしい。井戸まで中にあった。このような家が今でも46軒残っているという。このほかに外蔵が56軒あるらしい。
↓↓↓
佐藤養助漆資料館の外観
中へ入ると、お土産コーナーの奥に内蔵がある。
内蔵の1階。柱や梁がすべて漆塗りになっている。
内蔵の2階。
横手市まんが美術館
「釣りキチ三平」の矢口高雄はこの横手市の出身である。これに因んだ美術館である。広い駐車場がほぼ満杯の人気ぶりだった。
玄関とその横の釣りキチ三平の絵
中へ入ったら、里中満智子の大きな壁画のような「万葉の集い」が展示されていた。
充実したまんが図書館~この他のコーナーにも国内のまんが本が揃えられていて、多くの人が読んでいた。
3階から販売コーナーを見下ろす。この螺旋階段の壁には、国内の有名な漫画家の代表作の原画とその本の紹介がされている。原画収蔵数2万枚以上。他の展示は撮影禁止だった。
いずれにしても、これだけ充実したまんが美術館はほかにはないだろう。
これらを見て回った後、コインランドリーで洗濯をして、明日の真昼岳と女神山への林道に近い岩手県西和賀町沢内村の真昼温泉(300円)まで走った。温泉に詳しい登山パンフレットが置いてあった。
横手公園展望台~戊辰の役で奥羽越烈藩同盟から抜けて新政府軍に付いたため、横手の戦いで庄内・仙台藩を中心とした旧幕府軍に破れて、横手城も焼かれてしまう。
展望台から眺めた市街地中心部
後三年の役古戦場跡
この前の「前九年の役」の20年後に起きた「後三年の役」は、知識としては知っているが、詳しいことはよく知らない。
どちらも平安時代後期の陸奥・出羽(東北地方)を舞台とした戦役である。 後三年の役は、前九年の役の後、奥羽を実質支配していた清原氏が消滅し、奥州藤原氏が登場するきっかけとなった戦いである。
2つの合戦に大きく関わったのが源義家で、源氏は武士としての確固たる地位を確立し、鎌倉時代の武士政権の下地が整えられる。また、東北地方の勢力図も大きく塗り替えられ、奥州藤原氏が幅を利かすようになり、平泉文化が花開く…。
石坂洋次郎記念館
我々世代にとっては青春時代の懐かしい作家だ。「青い山脈」「若い人」など多くの作品を世に送り出し、石原裕次郎や吉永小百合などの主演で多くの作品が映画化されている。
石坂洋次郎は、20代から30代にかけて13年間横手女子高等学校の教員を勤めている。そのときに、函館遺愛高校を舞台とした「若い人」を発表しているのも面白い。
懐かしい映画ポスターや吉永小百合の弔辞など、さらには、函館遺愛高校の写真も展示されていた。
かまくら館
横手市物産館がかまくら館という名称だった。右隣は市役所。
中に飾られていた「ぼんでん祭り」の頭飾り~横手の小正月行事で、約300年の歴史を誇る。
かまくら体験コーナー。マイナス10℃の中での体験。とてもさむかった。
秋田ふるさと村
観光総合施設で、秋田の食べ物、文化、芸術、 手作り体験、おみやげ、周辺エリアのお祭り情報などに触れることができる。
広大なお土産コーナー。
朝食と昼食を兼ねた横手焼きそばセット大盛り(890円)
増田蔵町通り
商人の町だった増田地区には内蔵や外蔵を持った商家が今でも残り、伝統的建造物保存地区に指定されている。
初めて目にした内蔵~雪が多いので冬に外に出なくてすむように、さらには、火事が多かったので防火の意味もあり、家の中に蔵を組み込んだらしい。井戸まで中にあった。このような家が今でも46軒残っているという。このほかに外蔵が56軒あるらしい。
↓↓↓
佐藤養助漆資料館の外観
中へ入ると、お土産コーナーの奥に内蔵がある。
内蔵の1階。柱や梁がすべて漆塗りになっている。
内蔵の2階。
横手市まんが美術館
「釣りキチ三平」の矢口高雄はこの横手市の出身である。これに因んだ美術館である。広い駐車場がほぼ満杯の人気ぶりだった。
玄関とその横の釣りキチ三平の絵
中へ入ったら、里中満智子の大きな壁画のような「万葉の集い」が展示されていた。
充実したまんが図書館~この他のコーナーにも国内のまんが本が揃えられていて、多くの人が読んでいた。
3階から販売コーナーを見下ろす。この螺旋階段の壁には、国内の有名な漫画家の代表作の原画とその本の紹介がされている。原画収蔵数2万枚以上。他の展示は撮影禁止だった。
いずれにしても、これだけ充実したまんが美術館はほかにはないだろう。
これらを見て回った後、コインランドリーで洗濯をして、明日の真昼岳と女神山への林道に近い岩手県西和賀町沢内村の真昼温泉(300円)まで走った。温泉に詳しい登山パンフレットが置いてあった。