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20年前に盗まれた136枚のタイルが見つかった

2023年09月18日 | 文化
9月19日 20年前、トルコ南東部のモスクから盗まれた136枚のタイルが、イスタンブルで見つかったと、文化観光省が発表しました。

 Hurriyet

「136枚のタイルが、イスタンブルのサリエル地区で押収されました。1534~1537年、ディヤルバクルの長官だったアリ・パシャがミマル・シナンに建てさせたアリ・パシャ・モスクも、2月6日の地震でダメージを受けました」と文化観光省が声明で言いました。

見つかったタイルは、アリ・パシャ・モスクの修復にあたって,もとの位置に設置されるでしょう。文化観光省の密輸対策部は、国内で盗まれ、海外に密輸された文化遺産の発見と返却に努め,成果を上げています。2002年以来、21点の文化遺産を含む131点の物品が返却されました。

「密輸対策部は2002年に設立され、活動を始めました。それ以来、盗難事件は大きく減少し、盗まれた美術品を取り戻すための活動も綿密に行われてきました」と声明は言っています。

最近もローマ皇帝マルクス・アウレリウスの彫像と思われるブロンズ像が、ニューヨーク当局によって、クリーブランド美術館から撤去されました。2000万ドルの価値があるこの彫像は、1960年代に、トルコ南部ブルドゥル県のブボン遺跡から、密輸業者によって盗まれたと、トルコ当局は言っています。


記録的な数の海外在住者がトラキアの国境ゲートを通った

ヨーロッパ諸国に暮らすトルコ人が、トルコでの夏の休暇を終えて帰国するため、記録的な数の人々が北西部の国境ゲートを通過しました。

 Hurriyet

トラキアの税関と貿易省のデータによると、6月22日から9月10日の間に、260万余の人々を乗せた646,896台の車が、ヨーロッパと接するトルコ国境を越えてトルコに入国し、また、250万人を乗せた619,499台の車がトルコから出国しました。

6月、学校が夏休みに入り、休暇を取った海外在住のトルコ人たちは、エディルネとクルクラーレリの国境検問所からトルコに入国しましたが、とくにブルガリアと接するカプクレの国境ゲートを選ぶ人が多かったようです。

「私と家族は2週間の旅行を終えて、帰国するところです。来週から仕事ですから。航空券が高いので、今年は陸路を使う人が多いですね。私も、旅行が好きなこともあって、自分の車で来ました」と、ドイツへ帰るためにカプクレ国境ゲートに来たガジ・サルさんは言いました。

「航空券が少し上がりました。車で来る人が増えたのは、そのためですね」と、もうひとりの海外在住者ジェマル・チュハダルさんも言いました。


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