トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

サライブルヌの古代遺跡が一般公開される

2023年10月27日 | 文化
10月28日 2009~2011年、海底鉄道「マルマライ」のシルケジ駅建設のための掘削作業中に、初期ビザンティン時代と後期ローマ時代の街路や家の遺構が出土しました。その遺跡が、イスタンブル市によって、「歴史的半島のモデル展示場」のサライブルヌ公園として一般公開されることになりました。

 Hurriyet

イスタンブル市はサライブルヌ公園を整備し、考古学者たちが2000年昔の世界を展示するために、このエリアのレンガや舗石を整理しています。サライブルヌのすぐ隣になるこのエリアでは、街路、外壁と内壁、円柱、水流、舗石、井戸、装飾されたプールなどが出土しています。

「サライブルヌはイスタンブルの最古の公園であり、1928年にアタテュルクの銅像が最初に建てられた場所でもあります。公園は2部分に分かれ、もうひとつの部分では考古学上の調査がつづいています。私たちはこの部分を考古学公園として公開します」と、「IBBグリーン・エリア・施設建設」のオカン・ユルドゥス副マネジャーは言いました。

「1部分は4~5世紀の初期ビザンティン時代の遺跡であり、もうひとつの部分は2~3世紀の後期ローマ時代の遺跡です。作業が終れば、皆さんもこの遺跡を訪れ、見学できます」とユルドゥス氏は付言しました。


女性たちが輸出用のクリスマス・リースをつくりはじめた

新年が近づいてきて、南部アンタリヤの女性たちは、森林伐採地で集めた松の小枝や、松かさ、ビャクシンの実などで、クリスマス・リースつくりに精出し始めました。リースは20か国に輸出されます。

 Hurriyet

キリスト教の伝統では、クリスマスや新年の祝いに、、ドアや食卓の装飾としてクリスマス・リースがよく使われ、宗教的な行事や墓参りにもリースは人気があります。昨年、トルコはリースの輸出で、900万ドルの収益を上げました。

リースをつくる女性と、森から材料を集める人とで100人を雇っている会社は、毎日、何百ものリースをつくっています。女性たちの手づくりのリースは海外に輸出され、1ユーロから3ユーロの値で売られています。

この会社のオーナー、シェリフェ・アルトゥンダルさんは、毎年、10月末から12月の第1週まで、仕事に精出していると話しました。「私がこの商売を始めたのは23年前です。最初は女性たちも20人くらいでしたが、今では100人もの女性がリース生産に関わっています。私たちは毎年、200,000個のリースを生産しています。私たちは松かさや、木の枝や、その他、森で採れるものでつくった製品を輸出し始めました」とアルトゥンダルさんは言いました。

アルトゥンダルさんはまた、今年の輸出は、1000万ドルを超えると期待していると語りました。


   「ときどきダイアリー」ヘ




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 橋と高速道路の通行料が値上... | トップ | イスタンブルでパレスチナ支... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文化」カテゴリの最新記事