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カッパドキアの気球の墜落でスペイン人ツーリスト2人が死亡

2022年10月18日 | 観光
10月19日 カッパドキアで、ツーリストたちが乗っていた熱気球が強風で墜落し、2人のスペイン人ツーリストが死亡、3人が負傷したと、知事室が発表しました。

 Hurriyet

「民間企業が所有する熱気球が、午前7時25分、アヴァノス地区のゼルヴェ遺跡を飛びたったが、予想外に風速が増し、8時50分、カワク町キリクに落下したと、ネヴシェヒル県知事室が、声明で発表しました。「熱気球には28人の乗客と2人の乗組員が乗っていたが、スペイン人2人が死亡し、他のスペイン人3人が負傷した」

当局によると、3人の負傷者は病院で治療を受けていますが、危険な状態ではないそうです。知事室は事件に関する司法上・行政上の調査を始めました。

ユネスコの世界遺産になっているカッパドキアは、中央アナトリア6県にひろがる史跡です。300万年から900万年昔の火山の爆発で生まれた熔結凝灰岩の堆積で形成された「妖精の煙突」で知られています。毎年,約250万人のツーリストがカッパドキアを訪れ、気球のフライトをトライする人も少なくありません。

2017年4月にも、カッパドキアの気球の事故で、フランスの駐イスタンブル副領事が死亡しました。生存者たちの話によると、事故は1人の乗客とパイロットとの喧嘩が原因で起こったそうです。


政府は爆発犠牲者の家族に財政的支援を提供する

エルドアン大統領は、10月14日のバルトゥン県の爆発事故で亡くなった作業員の家族に、150万リラの支援金と、毎月支給の年金を提供する法的手続きを命じたと、ミリエット紙が報じました。

 Hurriyet

エルドアン大統領が主宰した公正発展党(AKP)の中央議決・執行委員会の会合では、41人が死亡し、数十人が負傷したアマスラの炭坑事故が主要な議題になりました。この会合で、大統領は、爆発の犠牲者の家族のために、財政的支援を用意することを、できるだけ早く国会で議題にするよう指示しました。

ミリエット紙によると、150万リラ以上の支援金が家族に提供され、勤続年数に関係なく、犠牲者の配偶者か子供に支払われるそうです。また、事故で亡くなった作業員の親族を援助するためのチームが結成されました。爆発は、10月14日、日没の直前、アマスラの炭坑で起こりました。


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