5月29日 トルコは2度とクーデターの試みを許さないと、5月27日、エルドアン大統領が、ラマザン最初のイフタル(ラマザン明けの夕食)の席で誓ったと、アナドル通信が報じました。
Hurriyet
「トルコのクーデターの時代は終わったと思っていたときに体験した、2016年7月15日の惨事は、わが国民の胸に深い傷跡を残しました」と、エルドアン大統領は、未遂クーデターで殺された公務員や軍人の親族たちとのイフタルの席で言いました。「トルコはいま、テロリスト組織と、断固として戦っています。7月15日の勝利は大きな成果をもたらしました」
「われわれは7月15日から学びました。われわれは2度とクーデターを起こさせません」と大統領は言いました。在米説教師フェトフラー・ギュレンの運動が、クーデターを組織したと信じられています。政府も検察も、未遂クーデターはフェトフラー・テロリスト組織{FETO}によるものとしています。未遂クーデターは250人を殺し、2200人を負傷させました。
最初のイフタルのために、ほぼ3万人の人々が、イスタンブルの歴史的スルタナメット広場に集まりました。イスタンブル・ファティフ区のムスタファ・デミル区長は、「今日は、トルコだけでなく、アメリカや中国、その他多くの国からの人々が集まっています」と、27日、声明で言いました。
「われわれは7月15日から学びました。われわれは2度とクーデターを起こさせません」と大統領は言いました。在米説教師フェトフラー・ギュレンの運動が、クーデターを組織したと信じられています。政府も検察も、未遂クーデターはフェトフラー・テロリスト組織{FETO}によるものとしています。未遂クーデターは250人を殺し、2200人を負傷させました。
最初のイフタルのために、ほぼ3万人の人々が、イスタンブルの歴史的スルタナメット広場に集まりました。イスタンブル・ファティフ区のムスタファ・デミル区長は、「今日は、トルコだけでなく、アメリカや中国、その他多くの国からの人々が集まっています」と、27日、声明で言いました。
最大野党CHPの代表が刑務所内のハンスト教育者2人を訪問
最大野党・共和人民党(CHP)の代表団が、アンカラの刑務所にいる2人の教育者を訪れました。2人は緊急事態によって、職を解雇されハンストで抗議していました。
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ハンスト中に逮捕されたギュルメンさんとオジャクチャさん
アンカラの裁判所は、5月23日、ヌリエ・ギュルメンさんとセミフ・オジャクチャさんの逮捕命令を出しました。シュレイマン・ソイル内相は2人を非合法の「革命人民の自由党ーフロント」(DHKP-C)のメンバーであるとして告発しました。CHPのヴェイル・アーババ副リーダー、オズギュル・オゼル・グループ副議長、アンカラ選出のネジャティ・ユルマズ議員、ムーラ選出のヌレッティン・デミル議員がオザクチャさんとギュルメンさんを訪れました。
2人は、ソイル内相のテロ告発を否定していると、28日、ジュムフリエット紙が報じました。「裁判所は私をDHKP-Cのメンバーだと宣言しましたが、それがほんとうなら、私は公務員になったでしょうか? 何年間も公務をつづけたでしょうか?」と、ギュルメンさんは語り、内相に対して告訴すると言いました。オザクチャさんは刑務所内では、限られた数の本しか読めず、新聞も許可されないと言っています。「これは空腹より辛い。私はハンストを始めたら、テロリストになってしまった」
2人は、ソイル内相のテロ告発を否定していると、28日、ジュムフリエット紙が報じました。「裁判所は私をDHKP-Cのメンバーだと宣言しましたが、それがほんとうなら、私は公務員になったでしょうか? 何年間も公務をつづけたでしょうか?」と、ギュルメンさんは語り、内相に対して告訴すると言いました。オザクチャさんは刑務所内では、限られた数の本しか読めず、新聞も許可されないと言っています。「これは空腹より辛い。私はハンストを始めたら、テロリストになってしまった」
ヤッステペの発掘で、古代人の豪華な暮らしが明らかに
イズミル県イエシルオヴァ塚で行われているヤッステペ発掘で、5000年昔の建物の廃墟と、当時の住民の贅沢な暮らしぶりが出土しました。
Hurriyet
発掘隊長のザフェル・デリン助教授は、「1923年から地図を調査して、この地域に古代の居住地があったことを確認し、イズミル県ボルノヴァのヤッステペ発掘現場で作業を始めました」と言いました。
「私たちは地表に非常に近い場所で、トロイと同じ時代の痕跡を発見しました。この古代都市では金属が使われ、戦争があり、貿易が行われていました。この居住地はトロイと同じ時代です。私たちは小さなトロイを掘っているのです」とデリン助教授。トロイは神話にも登場する古代遺跡、今日のトルコの北部エーゲ海岸に位置します。
「この遺跡から出た薄くて長い金属製の斧や石器類は、トロイのものに非常によく似ています。同じような鍋類も出ました。この居住地はイズミルの5000年の歴史に光を当てました」とデリン助教授は言いました。「発掘と分析はつづいています。建物はコムプレクス〈集合建物)形式で、各建物に倉庫エリアがあります。ブロンズのフレスコも見つかりました」
ここには贅沢な暮らしがあった
出土した家はすべてていねいに設計され、それぞれ75~80平米あります。古代のこの地の住人たちは、泳ぎを楽しむために、流れのそばに建てられた家に住んでいました。「この古代都市は城壁にかこまれていました。ここで生産された陶器は非常に高品質でした。家々にはベランダがあり、人々がおしゃべりをする場所になっていました。人々は快適な暮らしを求めていました」とデリン助教授は語りました。発見された母神像は博物館に収めたそうです。
「私たちは地表に非常に近い場所で、トロイと同じ時代の痕跡を発見しました。この古代都市では金属が使われ、戦争があり、貿易が行われていました。この居住地はトロイと同じ時代です。私たちは小さなトロイを掘っているのです」とデリン助教授。トロイは神話にも登場する古代遺跡、今日のトルコの北部エーゲ海岸に位置します。
「この遺跡から出た薄くて長い金属製の斧や石器類は、トロイのものに非常によく似ています。同じような鍋類も出ました。この居住地はイズミルの5000年の歴史に光を当てました」とデリン助教授は言いました。「発掘と分析はつづいています。建物はコムプレクス〈集合建物)形式で、各建物に倉庫エリアがあります。ブロンズのフレスコも見つかりました」
ここには贅沢な暮らしがあった
出土した家はすべてていねいに設計され、それぞれ75~80平米あります。古代のこの地の住人たちは、泳ぎを楽しむために、流れのそばに建てられた家に住んでいました。「この古代都市は城壁にかこまれていました。ここで生産された陶器は非常に高品質でした。家々にはベランダがあり、人々がおしゃべりをする場所になっていました。人々は快適な暮らしを求めていました」とデリン助教授は語りました。発見された母神像は博物館に収めたそうです。
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