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「ユルドゥルム首相が達成感をもって職を去る」とコメント

2017年05月08日 | 国内
5月9日 ビナリ・ユルドゥルム首相が、6日、記者団に、トルコ最後の首相として職務をまっとうできて幸せだと語りました。4月16日の国民投票で承認された憲法改正に従って、彼のポストは廃止されます。

 Hurriyet
中央の白いシャツがユルドゥルム首相


ユルドゥルム首相は、モルドヴァのパヴェル・フィリップ首相との会談を終えて帰国する機内で、記者のインタビューに応えました。“最後の首相”となった感想を求められた首相は、「職務を完遂し、晴れ晴れとした気分。祖国のために仕事を終えて、心安らかだ。共和国の行政システムについては、建国以来、論議されてきた」とコメントしました。

「新しいシステムによって、政府はより強く、より決定権を持つ。クーデターのような脅威に対して、国家を守る力も強くなる」と、ユルドゥルム首相は言いました。「新しいシステムでは、大統領に選出されるためには50%以上の票が必要だから、トルコの統一は継続する。弱い連立政府はもうない」

「強い政府ができるだろう。トルコはいつも弱い政府が軍部クーデターに脅かされてきたが、もうそのような弱みはない」と首相。経済改革パッケージはあるかという質問に、首相は「政府は新しい経済改革パッケージを準備している。国民投票は終わった。今はそれを活かすときだ」と答えました。


弾薬箱がトルコ黒海岸に漂着した

沈没したロシアの情報船から流れてきたと思われる弾薬箱が、5月7日、トルコ黒海岸サカリヤ県の町カラスの海岸に漂着しました。

 Hurriyet

これを見つけたのは、地元の漁師だったと、アナドル通信は報じています。漁師が当局に通報し、憲兵隊チームが海岸に派遣されました。憲兵隊はキリオス文字の書かれた箱を開け、弾薬を見つけました。弾薬箱は、4月27日、黒海で家畜船と衝突して沈没したロシアの情報船のものだとわかりました。トルコの船舶局GASは、イスタンブルの真北の町キリオスから29キロの沖合で衝突が起こったと言っています。

弾薬箱は北方海域司令部に渡されたそうです。この件とはべつに、5月6日、黒海岸北西部の町カイナルジャの海岸に2つの箱が漂着しました。この箱も、同じロシアの沈没船のものと思われます。


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