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トルコ、また大雪

2017年01月23日 | 国内
1月24日 今週、また、トルコの多くの地域が雪と寒気に見舞われると思われます。寒さはさらに長引くでしょう。

 Hurriyet
雪のイスティクラル通り。寒そう!


気象学の専門家によると、イスタンブルは1月25日の夜、雪になりますが、影響はそれほどなく、積雪は最高10~15センチと予想されます。

イスタンブルのカディル・トプバシュ市長は、市は雪の対策に大忙しだと言い、雪が降りだしたら、悪条件下で運転するより、公共交通機関を利用するよう呼びかけています。

1月の第1週は、イスタンブルを初め、トルコのおおかたの地域が大雪に見舞われました。雪は多くの人々の生活を麻痺させ、多くの地域で陸海空の交通に影響を与えました。


警察はベシクタシュ・スタジアム・テロの第3の女テロリストを捜索中

イスタンブル警察は、2016年12月のベシクタシュ・サッカー・クラブの「ヴォダフォン・アリーナ」の外で起こったテロ事件に関与した、第3の戦闘員を探しています。

 Hurriyet

女と思われる第3の戦闘員は、2人の実行犯とともに行動し、2人に指示を与えていたと思われます。2人の戦闘員はイスタンブルの中心ベシクタシュの2か所で爆発テロを行い、少なくとも45人の命を奪いました。警察は、第3の戦闘員が、テロ攻撃の日、実行犯2人とともに下見をし、2人に指示を与えたと考えています。

検察が得た情報によると、3人の戦闘員は午後2時56分から8時10分まで下見を行い、カディル・クルンチが爆弾を積んだ車を運転し、指示されたルートを走っていました。この下見中、第3の女戦闘員は、道やスタジアムや他の重要な場所を、2人の戦闘員に指示していたとそうです。

テロ攻撃が行われる1時間20分前の午後8時10分、テロリストたちはイスタンブルのタシュクシュラ通りのファーストフード・レストランの前で車を止め、女が車を降り、車は現場へ向かったと、警察は言っています。女はスタジアムと反対方向へ歩き、近くのマチカ公園に入り、姿を消しました。

サッカーの試合が終った後、スタジアムの外で警備に当たっていた機動隊に、爆弾を積んだ車が突っ込みました。その約45秒後、第2のテロリストが、スタジアムの近くのマチカ公園で自爆しました。非合法組織クルド労働者党(PKK)の分派「クルド自由の鷹」(TAK)が犯行声明を出しました。


ムスリム科学者について教える新カリキュラムが実施される

教育省が新しいカリキュラムの草案に、トルコとムスリムの有名な科学者たちの理論を取り上げる計画です。ニュートンや、アインシュタインや、マクスウエルのような科学者たちの作品に加えて、ムスリム科学者たちの理論が、物理学のクラスで教えられるだろうと、24日、ハベルテュルク紙が報じました。

 Hurriyet

9学年では、物質とその特質という授業の中で、学生たちはアルカジニーとアルビルニーの理論を教えられるでしょう。力と運動の授業では、ニュートンの運動の法則が教えられますが、同じ授業で、アウイケンナ(イブン・シナー)の慣性の理論も教えられます。

10学年では、流動静力の均衡に関するイスマイル・アルジャザリーの理論も教えます。同じクラスで、音波に関するアルファラビの理論も取り上げられます。また、ミマル・シナンの建築物に関して、音楽学的特徴を学びます。イブン・アルハイサムとアヴェロエスの視覚的システムも教えられます。

11学年では、メフメト征服王が開発した大砲の科学的視点について学びます。運動量の概念に関するクラスでは、教師はアウイケンナの運動量に関する理論を説明します。イスマイル・アルジャザリーとバル・ムサ兄弟の、てこの原理のような機械システムの理論も教えられます。

12学年では、宇宙の物質とその働きに関する、アリ・クシュジートゥルグト・ベクの理論が取り上げられます。教育省は改新されたカリキュラムの草案をシェアしました。新カリキュラムは2017年9月の新学期から実施されるでしょう。


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