トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

エボラ疑惑患者は罹患していなかった。よかった!

2014年10月19日 | 国内
10月19日 エボラ出血熱の症状で、イスタンブルのハイダルパシャ・ヌムネ教育・研究病院に入院した患者は、エボラには罹っていなかったことが判明しました。

 Sabah

土曜、この患者が同病院に運び込まれると、病院当局はただちに緊急外来を閉鎖し、入院中の患者たちを他の病院に移送しました。疑惑の患者の親族たちは防御マスクを与えられ、隔離されました。問題の患者の診断結果はエボラには罹患していませんでした。

今週初めにも、コートジボワールから来たべつの患者がエボラ出血熱の疑いで、イスタンブルのアジア側ペンディクのマルマラ研究・訓練病院に入院しましたが、当局は、この患者の診断結果はマラリアだったと発表しました。

・・・外国人の出入りの多いイスタンブル、アフリカも近いことだし、厳戒態勢は結構なことです。


シリアの町コバニから迫撃砲弾がトルコ領内に飛んでくる

土曜、シリアの町コバニでのイスラム国(ISIS)とクルド民主連合党(PYD)の激しい戦闘中、少なくとも7発の迫撃砲弾が、シリア国境近くのトルコ領内に飛来し爆発したと、アナトリアニュースが報じました。爆発音はシャンルウルファ県の町スルチで聞かれました。

Sabah

ISISはまた、土曜、コバニの中心で、車の自爆攻撃を行ったそうです。アメリカ主導の連合軍も、コバニのISISをターゲットに空爆をつづけています。

ISISの戦闘員がシリアの町コバニを包囲し、9月19日、トルコ政府が国境を開いて以来、18万人以上のシリアのクルド人難民が、コバニからトルコ領内に入っています。ISISがイラク第2の都市モスルを制圧して以来、イラク軍もISISとの戦闘をつづけています。

国連によると、2014年1月から8月の間に、少なくとも2万4015人の市民が死傷しているそうです。


ボスフォラスの“津波”をなんとかしなくちゃ

この夏、大雨が降ったとき、イスタンブルのアジア側ユスキュダル界隈が“小さな津波状態”になり、市民を困惑させました。“津波”がまた起こらないように、イスタンブル市が工事を始めることになりました。

 Hurriyet
 
ミニバスがボスフォラスのフェリーと並んで“クルージング”という信じられないシーンは、今夏の大雨の後に撮られた写真です。6月の洪水の原因は、小さな津波だと専門家は言っています。

ユスキュダル区は、同区を流れる2本の小川、チャヴシュデレシとビュリュビュリュデレシの流れを修正する工事を始めると発表しました。130日間の工事で、2本の川に、排水装置と下水収集装置が付加され、周辺のインフラも改善されるだろうということです。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする