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「トルコが攻撃を受けたらNATOは防衛するべきだ」新事務総長

2014年10月02日 | 国内
10月2日 「もしトルコが攻撃を受けたら、NATOはトルコを支援しなければならないのは、きわめて明白なことだ」と、NATOの新事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏が10月1日、発言しました。

 Hurriyet

「われわれは基本的責任を明白にするべきだ。トルコを擁護するのは、われわれの責任だ。もしトルコがなんらかの攻撃を受けたら、第5条の“集団的防衛”が適用されるべきだ」と、ストルテンベルグ事務総長は、NATO本部での初めての記者会見で語りました。第5条はNATOの重要な相互自衛の条項です。

新事務総長はまた、来週の10月8日~10日、トルコを訪れると発表しました。また、イギリスのデヴィド・キャメロン首相も、テロとの戦いの協力促進を話し合うために、10月2日、アンカラを訪れます。議題のトップのひとつは“外国人戦闘員”すなわちイスラム国に参加する西洋人問題になるでしょう。

西洋諸国のおよそ1000人の若者が、ジハーディストに参加していると思われます。トルコはこの流入を食い止める対策を強化すると約束しています。


トルコ人の平均余命はEU平均より約4年短い

 トルコ統計局が10月1日に発表した平均余命のデータによると、トルコ人の平均余命はヨーロッパ人の平均より約4年短いことがわかりました。トルコ人の出生時平均余命は男性76.3年、女性79.4年というのが、トルコ統計局(TUIK)の発表です。地域別の出生時平均余命も、トルコ初の調査として発表されました。

 Hurriyet

EUの出生時平均余命は現在、80.3年で、トルコの平均余命より約4年上まわっています。出生時平均余命は、社会・経済発展、生活の質などの状況を示す重要な指針とされています。

このデータによると、黒海岸のギレスン県の人が、出生時平均余命が最も長く78.9年です。やはり黒海岸のリゼ県と北西部のヤロヴァ県が長命の2位で78.7年。東部エルズルム県が最も短命で、出生時平均余命が72.1年。東部のマルディン県とヴァン県がエルズルムに次いで短命で、出生時平均余命は、それぞれ73.2年と73.3年です。

・・・経済発展がいまいちで、暑さ寒さも厳しい東部は、やはり生きにくい土地なのですね。黒海岸が長命というのは、美しい海と豊かな緑、温暖な気候かな。ギレスンはサクランボの産地として有名ですけど・・・。


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