トルコのトピックス

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「トルコ領事館人質の解放はイスラム国との交換だった」タイムズ紙

2014年10月06日 | 国際
10月7日 モスルのトルコ領事館員ら49人が、イスラム国に101日間、人質にされた後、9月20日に解放されたことはご存じのとおりですが、この解放と交換に、2人のイギリス人を含む180人のジハーディストがイスラム国に引き渡されたと、タイムズ紙が報じました。

 Hurriyet
 
9月20日、解放されたトルコ人人質はアンカラ空港で歓迎を受けた。


交換で解放された180人のジハーディストの中に、イギリス国籍の18歳のジャバズ・スレイマンと26歳のヒシャム・フォーカードがいて、イギリスの対テロ当局が取り調べ中だと,同紙は報じています。

タイムズ紙は交換されたジハーディストのリストを手に入れたそうで、その中には、フランス人3人、スエーデン人2人、マケドニア人2人、スイス人1人、ベルギー人1人もいるそうです。トルコは彼地の部族や他の武装集団とコンタクトし、取引を達成したと、タイムズ紙は報じています。

・・・イスラム国と交換交渉があったと言われていましたが、やっぱりホントだったようですね。


トルコ陸軍司令官が国境の町スルチを視察

トルコ陸軍司令官フルシ・アカル将軍が、10月6日、南東部シャンルウルファ県の国境の町スルチを訪れ、シリア側からの脅威に対して配備された軍を視察しました。

 Hurriyet

アカル将軍は第3国境大隊司令部で指令を与えた後、ミュルシトプナルの国境に配備された軍を訪れ、犠牲祭の祝いの言葉を述べました。その後、将軍はシリアの町コバネが望める丘に登って、双眼鏡でコバネの戦闘を見つめていました。

国境軍備を増強したトルコ軍は、ミュルシトプナル近くの丘に25台の戦車を並べています。重要な地点には榴弾砲と大砲を配置し、巡邏活動も怠りありません。治安部隊は市民や一般車両の防備にも努めています。


10万匹の海ガメがトルコの南海岸で孵化した

海ガメの巣ごもりシーズンが終わって、10万匹の赤ちゃんガメが南トルコのトルコブルーの海にやってきたと、メルシン大学の副学長ギュロル・エメクダシュ博士が、9月6日、ドーアンニュースに語りました。「メルシン県の6つのビーチでは、昨年より多くの海ガメの赤ちゃんが見られました」

 Hurriyet

この地方では、海ガメは6月に巣にこもり、その後の45日間に孵化が始まります。「私たちはこの12年間、アラタ海岸で研究をつづけてきました。私たちは毎年200個の巣を観察しますが、今年は210個を観察しました」と、メルシン大学のセラップ・エルゲネ教授は言いました。

今年、カザンル海岸で生まれた670匹の赤ちゃんガメは、無事、海まで行進しました。大学のチームが、緑海ガメの産卵場であるビーチを清掃しました。エルゲネ教授は海岸にプラスチックボトルやビニール袋を捨てないように警告しています。海ガメたちがプラスチックをクラゲとまちがえて食べようとし窒息死することがあるそうです。


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