夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

立冬 @ひとりごとな《Diary》

2015-11-08 10:13:32 | 日々のつれづれ

立春、立夏、立秋にくらべて、立冬というのは、ちょっと疎まれてしまう響きがありますね
今年は、11月8日。
日毎に寒さが増していきます…

春夏物→秋冬物の衣替えは終わっているとはいうものの、厳冬物のダウンを出したり、雪道用のブーツを出して改めて底をチェックしたり、衣替えに加えて冬支度が必要になりますね。

…*…*…*…*…*…

文化の日、運転中に、ラジオで興味深い話を聞きました。

ある小学校のクラスで。
「氷が融けたら何になりますか?」
「水になります
「春になります

“春になる”と答えた生徒はたったひとり。その生徒を排除しないで、“水”以外にも答えがあるんだよ、という別の視野を、他の生徒たちに教えることができる社会であってほしい。

今の政府が目論んでいる、(主として国立の)大学での人文系学部の再編、統合、廃止というのは、“春になる”という答えを認めない社会を作り出すことになりはしないだろうか?

と、そのような話でした。
もっと聞いていたかったのだけれど、目的地に着いてしまいました…

奇しくも、11月3日は、日本国憲法が施行された日だそうです。

…*…*…*…*…*…

今期の朝ドラ「あさが来た」は、すみ花ちゃんが出演するということで、見始めたのですが…
すみ花ちゃんがあまり出演しなくても、なかなかに面白いです

物語は、明治の世になりましたね。
あさちゃんにとってまだメインの時代ではないのかな?
テンポよく物語が進んでいくのがいいですね。

しかも奇想天外なことばかり。
ヒロインがいくら破天荒でも、まわりがそれを認めて見守ってくれないことには、なにも動いていかないわけで…
今までにも、破天荒なヒロインはいたとおもうのですが、周囲の無理解に苦しみながら道を切り開いていったと思うのです。
でも、「あさが来た」では今のところ、周囲は驚きながらも、あさちゃんに優しい。
だから、私は、“加野屋”さんのみんなが、家族だけでなく番頭さん・女中さんも含めて、いいなぁとほのぼのしています。
もちろん筆頭は、玉木宏さん演じる新次郎さん。そして、近藤正臣さん演じる旦那さん
だから、御維新のごたごたを何とか乗り切った加野屋さんの商売が上手くいきますように~と祈っています(・人・)

でも、あさちゃんにも越えられない壁があります
それは、“女性”であるということ。
明治の新政府のもとで、法律が制定されて、女性の権利が小さく限定されていく時代に、あさちゃんがどう立ち向かっていくのか
毎朝、楽しみに見まもりたいと思います


あさちゃんのモデルは、広岡浅子さんという女性です。(「花子とアン」にもお名前だけは登場しているそうです。)
先日、書店で平積みになっている、朝ドラの原案になった「土佐堀川」という本を見つけ、ふらふらと買ってしまいました。
史実に基づいた小説のようです。
人物紹介だけ読みましたが…当然ながら朝ドラとは設定が違っていて…読みすすむとネタバレになっていくだろうし…
このまま「土佐堀川」は積ん読本にして、朝ドラをわくわく楽しむほうがいいかな~と思っています ← 実は読むのが面倒なだけでは?

…*…*…*…*…*…

桜と紅葉、どちらが好きか?と訊かれたら、少し前までは、即答 でした。
でも今は、優劣がつけられず、どちらも好きです
秋麗ということばもいいですね。

街路樹も色づいてきました。
そろそろ、風邪やインフルエンザが流行りだす時期ですね
どうぞご自愛ください



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『メランコリック・ジゴロ』(宙組・全ツ)

2015-11-02 12:12:17 | 宝塚観劇つれづれ

宙組の全ツを観てきました

会場は、南陽市文化会館。山形県にありまして…南陽市という人口5万人にも満たない市が、木のぬくもりいっぱいのそれは立派なホールを建てたのですね
その落成記念で先月からいろいろBigなアーティストを呼んでおりまして、その一環で、宙組が来てくれることになったのでした

会場までは、家から車で約1時間。(運転してくれたのは友人ですがm(__)m)
夜の部を観てまいりました


サスペンス・コメディ
『メランコリック・ジゴロ ―あぶない相続人― 』


正塚晴彦氏が1993年、いわゆる“ヤンミキ”コンビに当て書きしたラブ・コメディです。その後、まとぶん&えりたんの花組で再演('08年、'10年)されました

観るのは初めて~o(^o^)oおそらく映像でも観ていないと思います。

マサツカ氏の書くストーリーは複雑なので、ちゃんと追っていけるかしら?
大丈夫でしたよ
マサツカ氏には珍しく、死に人なしのハッピーエンディングでしたので…休憩中は気持ちよく次のショーを待っていられました


まぁくんのダニエル。
まず一言まぁさま、かっこいい
ほどよくチャラいジゴロでしたフェリシアが登場してからは、純情スイッチが入って、ぎこちない少年のようにラストの一言「きみが好きだ」が効いてました。
スタンとのコンビは…共に悪事を楽しむというよりは、いつもスタンに振り回されている感じかな?

フェリシアはみりおん。
意識してテンションを下げている感じが全くなくて、内気でのろまな、でも頭は良いであろう女の子に自然と見えました。
みりおんはやっぱり芝居が上手いわ。
トップ娘役にしては、物足りない役だとは思いますが

スタンは真風くん。
まぁさま(←ついに“さま”呼び)との並びはいうことありません
すごく丁寧な演技でした。いっしょに見ていた友人いわく、「ちょっと重いかも
そうなの…例えば、えりたんのスタンだったら、瞳をらんらんと輝かせて、いたずら(悪事?)を仕掛ける、楽しむ、するりと逃げ出す…みたいな部分が想像できて…そういう遊びの部分がまだ硬いかな~と思ったのでした

スタンの相手役ティーナは彩花まりちゃん。
抜擢ですね
ちゃんと応えていたと思います。
下級生の頃は、子役でけっこう使われていて(『シャングリラ』とか『美しき生涯』とか)、そのうちモブに埋没しちゃって実力があるのに、なぜ使われないのだろう?と思っていた娘役さんです。
これを機に、二、三歩前に踏み出せるといいですね

フォンダリはすっしー組長。
メイクと真っ黒な衣装のせいで、ひとり異質に見えました。
だからかな?長い間、執拗に奪った金を探し回っている、ちょっと時代錯誤感がありました。

その息子、バロットは愛月ひかるくん。
こういう軽い役の愛ちゃんはいいね
役に合わせて?黒髪にしているので凄みはあるけれど、阿呆ぽさが愛らしい

バロットの妻のルシルは伶美うららちゃん。
バロットを尻に敷く美人妻が似合っていて、年相応の活発な役で発散していました

フォンダリを追う刑事のベルチェは澄輝さやとくん。
全ツだし、あっきーにはもっと大きな役をあげたかったな…
フォンダリとフェリシアの父について説明する、という役割はありますが、これといったかっこいい見せ場がないしね
あっきーのセリフ「フォンダリ蹴ったり」も、こういう田舎では全くスルーされてるし

謎の浮浪者、実は…は凛城きらくん。
浮浪者のままだと、顔がほとんど見えなくて、最初はモブのひとりかな?と思っていたら、度々登場するので、この浮浪者はとピンときたら、当たっていました。
浮浪者の鬘と髭をとったりんきらくんは、以前より顔が一回り痩せて、美しかった
水さん時代の雪組ファンだった友人は、「りんきら、何故もっと早くに痩せなかった」と嘆いていましたよ。

その他、星吹彩翔くん(弁護士のマチウ)は相変わらず芸達者だなぁとか、風馬翔くん(カフェのマスター)の笑顔にはいつも癒されるなーとか、綾瀬あきなちゃん(ダニエルのパトロンのレジーナ)の演技は上級生になってさすがに上手く(すみません、本人比です。)なったなあとか、な『メランコリック・ジゴロ』だったのでした

上記で、あっきーの役が小さいとか、被り物をとったりんきらくんが美人さんだったと書きましたが…
あっきーがフォンダリで、りんきらくんがベルチェで、組長が謎の浮浪者(年寄り設定だし)ではダメだったのかな?と考えたりしたのでした


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