夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート・2012』 (4) 帝劇前楽

2012-06-28 10:40:24 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

帝劇で5月9日に開幕した『エリザベート』が、早いもので前楽を迎えてしまいました。


前楽キャスト(役替わりのみ)

・シシィ‥‥春野寿美礼
・トート‥‥石丸幹二
・フランツ‥‥岡田浩暉
・ルドルフ‥‥大野拓朗
・ちびルド‥‥鈴木知憲
・ゾフィ‥‥杜けあき

ルドルフ以外は初日と同じキャストです。
また、このメンバーはこの回が帝劇での楽になります。


おささんはのびのびと歌い上げていました。
子供時代のシシィも、とても天真爛漫だったです。
シシィのその後を知っていると…なんだか切なくなる明るさでした。
今日は、ルドルフが亡くなって棺にとりすがるところが、ひとりではもう歩けない、フランツに支えてもらうのだけれど、フランツもいっしょによろけてしまう…という体で、凄いリアル感でした。

トートとの絡みも〈最後通告〉「私が踊る時」〈体操室〉どの場面でも“丁々発止”で、対決色がとても強かったです。

おささんのシシィは、「私に出来るのは、強い皇后を演じることだけ」という〈精神病院〉での歌の歌詞そのものだと思いました。
その分、ルドルフを喪ったときの崩れ方が大きい…


変わった?と感じた石丸トート。
今日はとてもワイルドで、ドS風味満載
2年前の石丸トートが戻ったと思いました。
今期は、小池氏から、トートの役作りをノーブルにマイルドに、という要望があったそうで…初日は確かにそうでした。
でも、それって私にとっては、石丸さんのイメージそのものなんですよね。
だからこそ、それを打破した感のあった前回の石丸トートが、とても新鮮でした
だから、今日のワイルドなトートを観れて、とてもすっきりしました
石丸トート閣下には、約1ヵ月振りにお会いしましたがだんだんワイルドになってきていたのかな?
それとも、今日だけ?
終演後のご挨拶で「“愛と死の輪舞”で春野さんの涙をみて、火が点きました」とおっしゃっていました。
もうひとつ、今日のmyツボ
トートがはじめてシシィと出逢った瞬間の表情。
まじまじとシシィを見つめて、呆けたようになっていました。


やっと観ることができた大野ルドルフ。
ミュージカルは初舞台だそうで、歌もまだ弱いし、舞台上の段取りをこなすことで精一杯にもみえ、思わず手に汗握る場面もありましたが、ルドルフを丁寧に大事に演じていると感じました。
博多→名古屋→大阪と、どんどん進化してゆくのでしょうね

知憲くんのちびルドは、“ママに会いたい”という気持ちがとても強く出ていて、“ひ弱な皇太子”そのものだったので、大野ルドルフとの繋がりがとても良かったです
トートとはじめて出逢ったときの疑わしそうな「だれ?」は、今期のちびルドはみんなやっているのかな?

~~~~~~~~~~~

前楽の、カーテンコール~ご挨拶の様子は、YouTubeに映像が上がっています。
前々楽と千秋楽の映像もUPされていて嬉しい


次のmy『エリザベート』は真夏の鯱の國にて。

来月の博多座公演がつつがなく、かつ盛大に、行われますように

(博多に出発する前に、あさこさんはお花を持ってきてくれるかな)
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『エリザベート・2012』 (3) おさあさトークショー

2012-06-28 09:37:18 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

6月17日、お台場のホテルで行われた「春野寿美礼×瀬奈じゅん トークショー」に行ってきました。

田舎者のワタクシは“ゆりかもめ”に乗るのが初めてで窓からの景色をずうっと眺めていました。
時間があったら一旦、豊洲まで行って、台場まで戻ってきたかったくらい
何せ、海には縁遠い地域に住んでいるので、海辺というか水辺の都市の景観が珍しいのです。

話が逸れました


トークショーは、おささんは黒のパンツスーツ(男役テイスト)、あさこさんはベージュの膝下丈のパンツに大振りのストールを巻いて。パンツスタイルで、というオファーがあったそうです。ふたりとも足元は高いピンヒールで綺麗なお姉さん風味でした。
司会は、中井美穂さん。


まずは、舞台稽古の映像を観ながらトーク。

基本的に、おささんはコムちゃんの、あさこさんはかなめさんの衣装を着ているそうです。

一幕ラスト、例の勝負ドレスでの階段降り。
舞台稽古のあとにドレスの丈を少し長めにしたので、おささんは初日にぶっつけ本番だったこと
ふたりの扇の開き方が、違うこと。

マテさんが、歌詞が曖昧になって、あさこさんの出番直前に「ちょっとちょっと」と聞いてきて、すぐ教えたのだけれど、「トートをやっていて良かった」と思ったこと。

おささんは、祐一郎さんとの絡みで舞台稽古でやり残した部分があったので、あさこさん×祐一郎さんの舞台を監督室から観たこと。
お稽古場では同じようにやっていたつもりでも、舞台に乗せると、ずいぶん違うと思ったこと。

最初の顔合わせの日、おささんは初めてで、右も左もわからないだろうから、あさこさんが待ち構えていたこと。


そして、サプライズゲストで、大鳥れいさんが登場。
花組エリザの時に、おささんはトップお披露目公演で、とにかく必死で、大鳥れいさんは退団公演で「ずいぶんと強いシシィだった(笑)」。大鳥さんは、必死に否定していました


おさトート×あさシシィ、あさトート×おさシシィが観たいという要望に応えて

東宝版にはない「死ねばいい」の場面を、それぞれがトートとシシィになって、ほんの寸劇ですが、再現してくれました


歌ってはもらえませんでしたが、花組時代のおさあさコンビ復活のトークが繰り広げられて楽しかったです
おささんはほわんとしていて、あさこさんは下級生モード満載で、懐かしかったです

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