夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

誰がために鐘はなる vol.2 ♪

2010-12-12 23:55:10 | 宝塚観劇つれづれ
11月12日の初日以来、ちょうど1ヶ月ぶりに大劇場にやってきました

11時の部を観るには、あまりにも早起きしなくてはならないので、それはパスして3時の部から観ました

開演前、時間があったので、プチミュージアムに行ってみました。
お友達から入場引換券をいただきました
どうもありがとう
ゆうひちゃんの衣装とか小道具とか見てきましたよ~
来月、お会いしましょうね



さてさて、1ヶ月ぶりに観た『誰がために鐘はなる』はというと~

結構忘れているんですね情けない私の海馬は

新鮮な気持ちで観劇しました

でも明らかに、役が演者に馴染んでいるのはわかります。

最初は、まったりとなり過ぎているのでは?と感じたほどだったのですが、だんだん違ってきました

ロベルト( =ロバートのスペイン語呼び)@ゆうひさんはじめ、緊迫感が増した演技になっていました。

幕開きの場面に繋がる、最後のロベルトのモノローグは、凄絶な感じさえしました。
私の後ろでご覧になっていたお嬢さんたちが「今日は泣いていなかったね」と話されていて…いつもは泣くの?
機関銃を置いて、一言だけ「じゃあな」と声をかけて去って行くときの、プリミティボ@まさこちゃんの表情も切ないです…

久しぶりに観ていろいろ思い出しました。
明日は、できるだけ舞台に食らいつく?観方をしたいです。



脚本について、ここからちょっと辛口


ロバートとマリアの関係について。

初見の時、ちょっと私の中では消化不良だったのです‥‥

ロバートの愛は、マリアを護ってやるというスタンスに終始しているんですね。
マリアの「また心配事?」という問いかけには、いつも「君は何も心配しなくていい」という意味の答えしか返しません。
一方でマリアは、分かち合う愛を求めている気がします。
だから、自分の過去をロバートに語ろうとしているのでは?と思います。

ふたりの年齢差や過去、おかれた立場を鑑みると、そうならざるを得ないのかな?とは思います。
また、初演の1978年当時ならば、そういう関係も自然に受け入れられたと思います。

つまり、ロバートにとってマリアは、あくまで“僕の兎さん”だったのですね。

今日観て、初見時に感じた物足りなさが、少しわかった気がしました。


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「モーツァルト!」 (1) μ

2010-12-12 11:45:07 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
帝国劇場で、『モーツァルト!』の4演目が開幕しました

初日・次の日と11月某日と12月某日に観てきました
my楽は終わってしまいましたが、今期も、いろいろと楽しかったです


今期のヴォルフガングは、初演以来ずっとタイトルロールを演じている井上芳雄くんと、今回がお初の山崎育三郎くん。

ヴァルトシュテッテン男爵夫人は、二演目から連続の香寿たつきさんと、前回からの涼風真世さんです。

アマデは可愛い3人の子役ちゃんたちの交互出演です。

あとの主な役どころは、前回(2007年)と同じです。

初日と2日目は、井上芳雄くんのヴォルフガングでした。
なので(アマデ役の子役ちゃんたちはそれぞれデビューでしたが)、『エリザベート』の初日のような張りつめた雰囲気もなく、和やかに手堅く舞台は進行していったように感じました。
「あぁ、あの“モーツァルト!”が還ってきたね」という感じでしょうか


井上芳雄くんのヴォルフガングは、チャンスがあればザルツブルクから飛び出したいと願っている反逆児ではあるけれど、そんなに熱い志を持つ青年には見えず、今まででいちばん大人っぽい雰囲気を持ったヴォルフガングに見えました。
芳雄くんはもう若手ではなく、中堅になったのだな、と感じるヴォルフガングでした。


ところが、二週間後に観に行ったら、役作りを変えようと試行錯誤している最中だったのでしょうか
ヴォルフガングの精神の未熟さを出したいのか?演技そのものが、芳雄くんらしくなく、どたばたしていました
歌い方も、わざと崩して多少乱暴に歌っている気がしました。

この回は不思議なことに、ナンネル役の高橋由美子さんも、なんだか演技がとっちらかっていて役作りを模索している感じでした。

(これらはあくまでも私感です

初演からずっと一緒のメンバーだからこそ、改めて役作りを練り直しているのかな?などと考えながら、帝劇をあとにしました。


でも、芳雄くんのヴォルフガングは、私にとってその日が最後なのでした。
「今後、どのように芳雄ヴォルフは進化していくのだろうか
興味は尽きず、もう一度どこかで観たいなぁ~と思ったのですが、今月の帝劇も来月の梅田芸術劇場も、あとは行けそうにありません‥‥

それだけが心残りな今期の『モーツァルト!』です


写真は、プログラムと初日に配られた読○新聞の号外です。


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