心療内科デー。
今日も認知の歪みを矯正された。
これでもか!っつーぐらい。
具体的にここに書くことは避けるが、色々と抱えている問題が多い私。
それら諸問題についての私の考察を、クマ医師は質問によって露呈する。
露になった私の考察は、更にクマ医師の考察によって「~という考え方もありますよ」という形で私に渡される。
これが三年間、私とクマ医師の間で交わされた認知行動療法の一部である。
診察代…1,660円
薬代…2,140円
クマ医師の慈愛…プライスレス
お金で買えない価値がある…。
会社の人間関係については、面倒臭い人には極力絡まないように、噛まれても無視するように再三再四言われた。可能なような、不可能なような課題である。
しかし、パキシルのお陰か、そこら辺については以前より深刻視していない。
「興味がない」
「どうでもいい」
「私には関係がない」
という冷たいホイッスルが頭の中で鳴り響くと、思考回路が停止するようになった。
もう気持ちの無駄遣いは辞めようと思う。
疲れてしまうから。
面倒な人間関係を生き抜くためには、これぐらい利便性に富んだ思考回路が必要なのかもしれない。
無駄なことを考えないので仕事や資格取得の勉強にも集中できる。
最早パキシルは私の生活に必要不可欠な薬となった。
そのことを悲しむわけでも嘆くわけでもなく、「効いているんだったらいいんじゃね?」という緩い依存性に身を委ねるのも悪くはない。
今日のクマ医師は饒舌だった。
珍しい。
待ち時間中は昨日買った小室さんの本「罪と音楽」を読んだ。
瀬戸内文学で躓きながら読むのとは異なり、スラスラと読める。
なんて楽なんだろう。もう殆ど読み終えた。
全盛と奈落を見た音楽家による独白は、淡々としつつも所々に「このままでは終われない」という情熱が滲み出ていた。
僕には音楽しかない…ということを、詐欺事件によって再確認することになった小室さん。
愚かだとは思いつつも、やはり嫌いにはなれない。
そんな不思議な力が小室さんにはある。
90年代、時代の寵児と言われつつもいっぱいいっぱいだった小室さん。
もしもあの時、小室さんがクマ医師の様な精神科医に診てもらっていたら、どうなっていたのだろうか、などと考えてしまった。
帰り道、いつもとは違う道を通った。
そこには私の知らないディープゾーン…飲み屋の密集地域が広がっていた。
赤提灯の下で、オッサンたちがビールを片手に騒いでいた。
こんなに素敵な場所があるだなんて知らなかった。
今度、ここで一杯引っ掛けたい。
今日も認知の歪みを矯正された。
これでもか!っつーぐらい。
具体的にここに書くことは避けるが、色々と抱えている問題が多い私。
それら諸問題についての私の考察を、クマ医師は質問によって露呈する。
露になった私の考察は、更にクマ医師の考察によって「~という考え方もありますよ」という形で私に渡される。
これが三年間、私とクマ医師の間で交わされた認知行動療法の一部である。
診察代…1,660円
薬代…2,140円
クマ医師の慈愛…プライスレス
お金で買えない価値がある…。
会社の人間関係については、面倒臭い人には極力絡まないように、噛まれても無視するように再三再四言われた。可能なような、不可能なような課題である。
しかし、パキシルのお陰か、そこら辺については以前より深刻視していない。
「興味がない」
「どうでもいい」
「私には関係がない」
という冷たいホイッスルが頭の中で鳴り響くと、思考回路が停止するようになった。
もう気持ちの無駄遣いは辞めようと思う。
疲れてしまうから。
面倒な人間関係を生き抜くためには、これぐらい利便性に富んだ思考回路が必要なのかもしれない。
無駄なことを考えないので仕事や資格取得の勉強にも集中できる。
最早パキシルは私の生活に必要不可欠な薬となった。
そのことを悲しむわけでも嘆くわけでもなく、「効いているんだったらいいんじゃね?」という緩い依存性に身を委ねるのも悪くはない。
今日のクマ医師は饒舌だった。
珍しい。
待ち時間中は昨日買った小室さんの本「罪と音楽」を読んだ。
瀬戸内文学で躓きながら読むのとは異なり、スラスラと読める。
なんて楽なんだろう。もう殆ど読み終えた。
全盛と奈落を見た音楽家による独白は、淡々としつつも所々に「このままでは終われない」という情熱が滲み出ていた。
僕には音楽しかない…ということを、詐欺事件によって再確認することになった小室さん。
愚かだとは思いつつも、やはり嫌いにはなれない。
そんな不思議な力が小室さんにはある。
90年代、時代の寵児と言われつつもいっぱいいっぱいだった小室さん。
もしもあの時、小室さんがクマ医師の様な精神科医に診てもらっていたら、どうなっていたのだろうか、などと考えてしまった。
帰り道、いつもとは違う道を通った。
そこには私の知らないディープゾーン…飲み屋の密集地域が広がっていた。
赤提灯の下で、オッサンたちがビールを片手に騒いでいた。
こんなに素敵な場所があるだなんて知らなかった。
今度、ここで一杯引っ掛けたい。
いいですねー。
楽しそうです。
魅惑の大人に一歩近づく…みたいな。
ちょっとひっかけに行こうぜ~!!
〉くれぐれも、得意の「シングル・ショット」は、いたしませぬよう‥‥
あ、ばれましたね。
企んでいましたのにぃ!
〉その状況が、皮肉にも彼に、音楽への愛情、情熱 そして、何より必要なものだ‥‥という事
それを思い出させたのだと思う
代償は大きかったと思いますが、天狗の小室さんが目を覚ますにはあの事件が不可欠だったのでしょうね。
自分の罪に負けず、またいつか素晴らしい音楽を作って欲しいです。
引っ掛けたいだなんて
くれぐれも、得意の「シングル・ショット」は、いたしませぬよう‥‥
オレは、考え方の「癖」で
身に起こる出来事に、自分なりの理由付けをしてしまいます
実は、物事は起こるべくして、起こってるのだ
‥‥と、そんな風に
例えば、小室さんも 事件のため、当然ながら暫く音楽から離れざるを得なかった
その状況が、皮肉にも彼に、音楽への愛情、情熱 そして、何より必要なものだ‥‥という事
それを思い出させたのだと思う
確かに、社会的に許されざる事だが
これからの彼は、自分自身でも忘れ去っていた、音楽への「愛」を再確認している
おそらく、また素晴らしい楽曲を世に出していくのだろう‥‥‥