香川真司セレッソ大阪入団記者会見

ユーチューブで配信された香川真司のセレッソ大阪入団会見をみたが、質問も少なく香川の復帰に対するメディアの関心の少なさが際立った。最初に代表質問で５，６問受け答えがあり、その中で聞きたいことがカバーされていた。その後、メディアから４問あったが、当たり障りのない質問ばかりだった。

 

香川はカタールワールドカップが終わり、それを機に足の手術をしているので、それはあたかもセレッソ復帰を念頭に置いたようなスケールに見えた。その質問に対して、そうではなくて結果的にそうなったと答えていたが、誰が見てもキャリアの終焉にしか見えない。

 

レジェンドの選手がキャリアの最後に自分の最初に加入したクラブに戻るのはよくあることで、香川もそうなのだろう。しかしそんなことはおくびにも見せずに、キャリアはまだまだ終わっていませんというニュアンスで話していた。

 

香川には酷かも知れないが、ドルトムントを退団してベシクタシュに移籍。そこからサラゴサに加入したが、Jリーグに戻るならばサラゴサを退団するときのほうがよかった。そのころならばまだまだ活躍できただろうし、ギリシャ、ベルギーと転々としたのは時間の無駄に見えた。

 

そこまでヨーロッパでプレーすることに固執したのは、香川本人の思いなんだろうが、清武だって、酒井宏樹だってもっと早く日本に戻っている。酒井はちゃんとワールドカップにも出ている。ヨーロッパのはずれで時間を無駄にしていたとしか思えない。

 

手術後のリハビリが終わったのかどうか、そこからトップフォームに戻るまでは時間がかかるだろう。今季の前半はまともに試合に出られない可能性だってある。セレッソ大阪と香川の思惑が合致しているのか、昔の香川をイメージしてスタジアムに来るサポーターの期待を裏切らないのか。

 

香川真司は本人が思っている以上に日本のサッカー界の重要なピースなのだ。

香川はまだ結婚しないのか。若い選手はみんな結婚が早いぞ。