ユーロ B組 第３節

B組　クロアチア対イタリア　１－１
第２節終了時点でクロアチアは’勝ち点１，イタリアは勝ち点３。決勝Tに行くためにはクロアチアは勝ち点３がMUST。試合はお互いに慎重だった。特にイタリアは負けたくないためか、どちらも決定機がない。

 

後半になるとギアを上げて、５３分にクロアチアがハンドファールでＰＫを得た。キッカーはモドリッチ。右コーナーのいい場所にシュートは飛んだが、これをイタリアのＧＫドンナルンマがセーブ。クロアチアは絶好の先制のチャンスを逃した。

 

しかし５４分にクロアチアはシュートのこぼれ玉をモドリッチが押し込んでやっと先制。モドリッチは自分の失敗を責任払いしたわけだ。その後からイタリアが俄然ギアを上げたが、後半ＡＴになるまでクロアチアのリードのまま。

 

そして後半ＡＴ残り１分もない時間帯にイタリアが同点ゴールを決めて試合は１－１のまま終了。クロアチアは第２節のアルバニア戦に続いて後半ＡＴに被弾。なんともサッカーらしいドラマとなったが、英語でいうハートブレイキングである。イタリアは勝ち点４となり、２位抜け。クロアチアは勝ち点２でおそらく１次リーグ敗退だろう。

 

Ｂ組の裏試合のスペイン対アルバニアは１０人の先発をローテーションしたスペインだが、アルバニアに１－０で勝ち、勝ち点９で１位通過。スペイン絶好調。

 

３８才モドリッチは、代表を引退か。