ユーロ D組、E組

今年のシドニーの冬は異様に寒い。毎年６月初めから冬になり、８月半ばまでが冬。まだ６月２２日なのに朝晩はとにかく寒い。これからまだ２か月は寒いと思うと気分が滅入る。夜は寒くて熟睡できないこともある。

 

E組　スロバキア対ウクライナ　１－２
第１節で勝ったスロバキアと負けたウクライナではかなり違う。ウクライナは負けたらおしまい。試合は前半１７分にスロバキアが先制。ウクライナの攻撃は単調でこのままずるずると負けるかと思ったが、オープンな試合となった。

 

後半５４分、８０分にウクライナが連続ゴールして、逆転。そのままウクライナが１－２で逃げ切って第３節に望みを残した。しかしウクライナは次節が難敵のベルギーである。ちょっと勝てないだろうなあ。

 

D組　ポーランド対オーストリア　１－３
ポーランドはレバンドフスキがベンチスタート。左SBはアーセナルの富安のライバル、キボールである。オーストリアが前半９分に先制。ポーランドは元気がなく、このままだめかと思ったが、前半３０分にポーランドが同点に追いつく。

 

しかし後半６７分、７８分にオーストリアが連続ゴールで突き放し、１－３で快勝。ポーランドはあまりに弱く１次リーグ敗退が決まった。レバンドフスキは後半途中から出てきたが遅かった。

 

Ｄ組　オランダ対フランス　０－０
第１節で勝ち点３を取っている両チームとも勝ちたいよりも、負けたくない試合に見えた。どちらも守備が固く、オープンな展開となった。前節で鼻を怪我したエムバぺはベンチにいたものの、負傷欠場。これが響いたのか０－０で引き分けとなり、今大会初めてのスコアレスドローとなった。

 

双方の守備も、攻撃も質の高い試合で、これぞユーロという試合だった。エムバぺがいなかったのが残念。マスクマンは見られなかった。