5-0で勝ったものの、なんともすっきりしない、冴えない試合だった。理由はテレビのコメンテーターがさかんに攻撃的な3バックと言っていたが、全然そうは見えない。ほとんど攻めてこないミャンマーなのに3バックがべたっと守って、ウイングバック、特に菅原の位置が低い。そして橋岡も余っているのに、あまり上がらない。この二人でパスを交換しているだけ。
後半になると橋岡も上がるようになり改善されたが、菅原もあまり機能していない。左サイドのウイングバックは中村敬斗だったが。2回のミドルを決めて大活躍。また2シャドーの左側に鎌田がいたために攻撃が鎌田、中村にかたよってしまった。
やはり3バックであれ4バックであれ、日本の強みは左右の槍、三苫と伊東純也だ。この二人がいないと強い相手とは戦えない。三苫は一体いつになったらピッチに戻れるのだろうか。プレシーズンマッチまで戻れなければ、来季の最初のころは厳しいだろうなあ。するとコンデイションが上がらないから9月からの3次予選も呼べない。
伊東純也はもう呼んでもいいころでしょう。もう純也君をいじめないでよ。
小川は2ゴールを決めたので、いつものビッグマウスでおおいばりでしょう。空中戦に強い小川なのに、後半の相馬からのクロスまで小川をターゲットにしたボールが少なかった。それに上田とはタイプが違うが、小川はあまり器用ではないので、動きが少ない印象を受けた。上田と小川で代表のトップポジションを争うのでしょう。上田はもっとフェイエノールトで活躍することが必要。
鈴木唯人はほぼ何もしなかった。もっといいプレーを期待していたのに残念。このあたりのポジションは久保、堂安、鎌田、中村敬斗などなどたくさんいるので、もっと目立たないと代表には定着できないよ。でもまだ22才だからこれからに期待。