秒読みだった鎌田のラッチオ残留が一転してなくなり、クリスタルパレスとの交渉になった。ACミランに移籍できるという話も、先方の事情もあったが直前で消滅したし、移籍金なしでOKという有利な条件なのに、毎度もめている。昨年はドルトムントからオファーがあったのにそれも蹴った。ドルトムントにいれば今頃はCL決勝だった。
どうしてこんなにもめるのか。鎌田が悪いのか、代理人が悪いのか。真相は分からないが、鎌田の移籍は要注意というレッテルが張られている。鳴り物入りで加入したラッチオだって、監督との相性が悪くなり、出番は終盤を除けばなくなった。いろいろえり好みするほど鎌田はビッグネームではないぞ。
クリスタルパレスだったフランクフルトでいっしょだった現監督が引っ張ってくれているようだが、監督経由の移籍は一長一短だよね。クラブ監督なんてころころ代わるし、次の監督と相性が悪いかも知れない。ラッチオで散々味わったばかりでしょう。
だいたいクリスタルパレスなんて今季１０位、残留争いにも巻き込また弱いチームである。グラスノー監督は今季終盤に病気の前監督を引き継ぐ形で就任。最後に残留させた手腕を認められたのか。監督交代から、リバプール、マンU, ウエストハム、アストンヴィラなどを破っている。そこに鎌田が行ってポジションはあるのか。
これからクリスタルパレスとの交渉が始まる感じだが、最低１か月、いやもっとかかるだろうね。鎌田の移籍先はまた最後まで決まらないでしょう。