サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL 第3節 ニューキャッスル対リバプール 1-2

2023-08-28 09:14:26 | 日記

前半28分にファンダイクが退場となり、長い時間数的不利だったにもかかわらず、後半終わりにダルウィン・ヌニェスの2発で1-2と逆転。よくこんな試合でリバプールは勝てたなあと感心してしまう。遠藤は4-3-3のボランチのアンカーで先発。数的不利となったが、遠藤はよいプレーではなかった。

 

リバプールの中盤はマカリスターとソボスライがインサイドハーフで前目の2枚。遠藤は逆三角形の底のアンカーだから、前の二人が取りそこなった相手の攻撃をつぶすことが最重要。しかしポジショニングが悪いのか、簡単にはがされてしまい、遠藤が危機管理でボールを刈り取ったシーンはほぼなかった。

 

そして前半は周囲からボールが回ってこない。まだ連携もできていないのだろうが、問題は遠藤にボールを渡してもそれをうまくさばけていないこと。だから遠藤にボールが来ない。試合後にクロップ監督が「遠藤は我々が何をしているのか理解していない」と発言しているが、このあたりを指摘しているのだろう。

 

またインサイドハーフ2枚の後方をカバーしようとして、突進したはいいもののそれをはがされて広大なスペースを相手に渡してしまうシーンもあった。これはポジショニングの問題だろう。連携を深めれば解決する問題かも知れないが、アンカーとしてはあまりにも印象が悪い。

 

後半57分に交代となり、3ボランチから2ボランチにして前線を厚くして逆転につながった。遠藤がいいプレーをしていれば途中交代は他の選手だったはず。この試合だけで遠藤を評価するには難しいかも知れないが、こんな役に立たないアンカーならば最初から4-3-3ではなく、4-4-2か4-2-3-1にたほうがいい。まあこれは結果論だが。

 

退場者を出して数的不利、連携不足と遠藤にしてみれば悪条件が揃ってしまったが、次節に遠藤を先発させてまた同じような状況ならばもうしばらくは先発はないだろう。期待が大きかっただけに遠藤への不満はクロップ監督には残る。

 

戦術面でフィットしていない。

 


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