先日聴かなくなったLPやCDを250枚ほど赤黒で処分した。
査定に2週間くらいかかったのだが、流石は赤黒、またまた別人の査定結果を
送ってきてくれました。留守電に謝罪の電話が入っていて「名前しか入ってない
ので個人情報の流出とかは心配しなくても大丈夫。」とか吹き込んでいたが
別にどうでもいいよ、そんなこと。赤黒体質を了解してこっちも処分して
いるのだから。(笑)ほとんどがリマスターや紙ジャケで買いなおしたために
ダブったLPやCDを売却したので、クズ値での買い取りなのだが
80年代のLPでもU.K.オリジナルとかはいい値段で査定されたし、
こっちがどうでもいいと思っていたLPが2800円で買い取ってもらえたり
したので、総トータルでは満足のいくものであった。
今では通帳残高がマイナスになっても、そんなのは当たり前な日常なのだが
以前はそうではなかった。慣れとは恐ろしいものである。(笑)
店頭でブツを見て手持ちが無く、キャッシングでCDを購入したのは今までで
1回だけある。89年にボウイ様の3枚組CD+1枚のCDVで構成された
「SOUND+VISION」がリリースされた時なのだが、発売されたことを知らず
たまたま店頭で見て「凄いブツが出たものだ。在庫が1セットしかなかったら
どうしよう。ボウイのRCA時代は軒並み廃盤だし・・。」とか思いながら
財布の中身を見たら7000円くらいしかなく、これはいかんと人生で初めて
キャッシングを利用したわけである。小心者なので次の日に返済したのは
言うまでもない。
他に借金してでも買わなければと思ったCDは2つだけあった。つまりは極度の
金欠状態の時にたまたま欲しいCDが発売されただけのことなのだが
ちなみにその2枚はビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ・セッション」の
4枚組と、もうひとつはこともあろうかブートレグでジョージ・ハリスンの
「ALL THING MUST PASS」のセッションを収録した掲載写真の3枚組である。
まだカード決済という「大人の買い物」のやり方を心得てなかったので(笑)
真剣に悩んだのだが、幸い2回ともその月の給金になにがしかの手当てが
大目についていて事無きをえたという次第。
喜び勇んで買ったジョージのこの3枚組は音質もよく、プロデューサーの
「エコー」の霧も深くなく生々しい演奏を聴くことが出来て大満足だった。
ここで感じるのはスペクター・サウンドの核はやはり大人数での演奏
なんだなということである。プレイヤーは当然優れた人たちを選んでいるのだが
目立つパートや楽器以外は、複数の人数やダビングである意味個性を
消してしまい、プロデューサーの匙加減による音の加工を際立たせることで
「スペクター印」をつけるというエゴ丸出しの製作も、最初の大前提が
ないと成り立たないことがわかるわけである。
話は変わるが先日リリースされた佐野元春の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」の
限定編集盤の解説に面白いことが書いてあった。
タイトル曲で一瞬聴くことが出来るノイジーなギターは佐野自身のプレイを
ダビングした音でピート・タウンゼンド所有のアンプを使用したとのこと。
たったそれだけのことなんだけど、私が嬉しかったのは言うまでもない。
さて。アビー・ロード・スタジオで行われた「ALL THING MUST PASS」の
レコーディングであるが、そのスタジオの空き日にこのセッションの機材を
まんま使って、このセッションに何の関係もないミュージシャンが
録音を敢行している。「つまみ類には一切触れない」というのがスタジオ
使用の条件だったのだが、もちろんそんなわけにはいかない。(笑)
結果、残された曲はそのミュージシャンの全楽曲の中で私が一番好きな曲
なのだから、先の佐野元春の話と同様に私がニコっとしたのは言うまでもない。
その曲こそクリス・スペディングの「SHE'S MY FRIEND(邦題:素敵な
アドバイス)」である・・・。
査定に2週間くらいかかったのだが、流石は赤黒、またまた別人の査定結果を
送ってきてくれました。留守電に謝罪の電話が入っていて「名前しか入ってない
ので個人情報の流出とかは心配しなくても大丈夫。」とか吹き込んでいたが
別にどうでもいいよ、そんなこと。赤黒体質を了解してこっちも処分して
いるのだから。(笑)ほとんどがリマスターや紙ジャケで買いなおしたために
ダブったLPやCDを売却したので、クズ値での買い取りなのだが
80年代のLPでもU.K.オリジナルとかはいい値段で査定されたし、
こっちがどうでもいいと思っていたLPが2800円で買い取ってもらえたり
したので、総トータルでは満足のいくものであった。
今では通帳残高がマイナスになっても、そんなのは当たり前な日常なのだが
以前はそうではなかった。慣れとは恐ろしいものである。(笑)
店頭でブツを見て手持ちが無く、キャッシングでCDを購入したのは今までで
1回だけある。89年にボウイ様の3枚組CD+1枚のCDVで構成された
「SOUND+VISION」がリリースされた時なのだが、発売されたことを知らず
たまたま店頭で見て「凄いブツが出たものだ。在庫が1セットしかなかったら
どうしよう。ボウイのRCA時代は軒並み廃盤だし・・。」とか思いながら
財布の中身を見たら7000円くらいしかなく、これはいかんと人生で初めて
キャッシングを利用したわけである。小心者なので次の日に返済したのは
言うまでもない。
他に借金してでも買わなければと思ったCDは2つだけあった。つまりは極度の
金欠状態の時にたまたま欲しいCDが発売されただけのことなのだが
ちなみにその2枚はビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ・セッション」の
4枚組と、もうひとつはこともあろうかブートレグでジョージ・ハリスンの
「ALL THING MUST PASS」のセッションを収録した掲載写真の3枚組である。
まだカード決済という「大人の買い物」のやり方を心得てなかったので(笑)
真剣に悩んだのだが、幸い2回ともその月の給金になにがしかの手当てが
大目についていて事無きをえたという次第。
喜び勇んで買ったジョージのこの3枚組は音質もよく、プロデューサーの
「エコー」の霧も深くなく生々しい演奏を聴くことが出来て大満足だった。
ここで感じるのはスペクター・サウンドの核はやはり大人数での演奏
なんだなということである。プレイヤーは当然優れた人たちを選んでいるのだが
目立つパートや楽器以外は、複数の人数やダビングである意味個性を
消してしまい、プロデューサーの匙加減による音の加工を際立たせることで
「スペクター印」をつけるというエゴ丸出しの製作も、最初の大前提が
ないと成り立たないことがわかるわけである。
話は変わるが先日リリースされた佐野元春の「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」の
限定編集盤の解説に面白いことが書いてあった。
タイトル曲で一瞬聴くことが出来るノイジーなギターは佐野自身のプレイを
ダビングした音でピート・タウンゼンド所有のアンプを使用したとのこと。
たったそれだけのことなんだけど、私が嬉しかったのは言うまでもない。
さて。アビー・ロード・スタジオで行われた「ALL THING MUST PASS」の
レコーディングであるが、そのスタジオの空き日にこのセッションの機材を
まんま使って、このセッションに何の関係もないミュージシャンが
録音を敢行している。「つまみ類には一切触れない」というのがスタジオ
使用の条件だったのだが、もちろんそんなわけにはいかない。(笑)
結果、残された曲はそのミュージシャンの全楽曲の中で私が一番好きな曲
なのだから、先の佐野元春の話と同様に私がニコっとしたのは言うまでもない。
その曲こそクリス・スペディングの「SHE'S MY FRIEND(邦題:素敵な
アドバイス)」である・・・。
しかも、最終着地点はクリス・スペディングなんて!
で、ハリーさんの記事を読んで購入したジャック・ブルースのBBCの3枚組、愛聴しています。
パッケージも良いですね~
やはり、D-1の再生率が高いです。
与太話で終わるところでした。
ほとんどブートレグの内容やデータに触れないのが
「追憶シリーズ」なので・・・。(笑)
ジョージ~クリス、そしてstarfishさんがここで
ジャック・ブルースの話を出して、これも見事に
数珠つながりですね。
私も1枚目ばかり聴いています。(笑)