昨日はDISCO 3000だったので、今日はDISCO 2000を・・・。
90年代にブリット・ポップという名称で一括りにされるバンド群とブームが
あった。大体において、こういったブームには乗り遅れたり乗り切れないことが
多い私である。グランジやマッドチェスターといったブームの主役のバンドは
どれも好きでなかったし。
そんな私でもブリット・ポップの中でパルプだけは熱心に聴いた。
ジャービス・コッカーの情けない(失礼)ルックスと情けない踊り方、自己憐憫に
満ちた歌唱と声が、なんとなくブライアン・フェリーさんと近似値的なものを
感じさせたので。
彼らが爆発的に売れたのは95年に掲載写真のアルバム「DIFFERENT CLASS」を出した
頃であったが、実際の彼らは83年に既にファースト・アルバムを出しているという
苦労人であったのが、また私の琴線に触れる所以であった。
つまり、ブラーやオアシスのメンバーより、いや私よりもジャービス・コッカーは
年上である。(笑)もう好きになるしかないのであったが、そういった外堀以上に
「DIFFERENT CLASS」はシングル・カットされた曲を多く含むところも親しみ
やすかった。
『DISCO 2000』も、そんな1曲でローラ・ブラニガンの『GLORIA』のリフを
上手く再利用した気分の高揚する曲。
で、DISCO 1000という曲がないか検索したけど、それは無かった。(笑)
それにしても、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に、ほんの一瞬登場する
バンドのボーカルがジャービスだったなんて、全く気付かなかったよ。
エンド・ロールにはしっかり名前がクレジットされていたのだけど。(笑)
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