昨日の聴かずに死ねるか・・・というのは、内藤陳の「読まずに死ねるか」をもじった
ものである。大昔にテレビで内藤陳の仕事部屋か何かの映像を見たことがあるが、異様に
多くの本が未整理で積まれていて、雑然とした部屋を汚く(失礼)思うよりも、なんだか
それが格好良く思えたことを記憶している。
子供の頃から熱心な読書家ではなかったが、収集癖があることと整理下手である自分の
免罪符として了解してしまったのかもしれないが。
掲載写真は先日リリースされた7インチE.P.「ミュージック・フォー11PM EP」で、
66年にリリースされた同名LPから選ばれた4曲が収録されている。
11PMは65年から90年までの長きにわたって放送された深夜番組で、私を含む
ある年齢層までの方なら番組を見たことがあり、テーマ曲を耳にしたことがあるだろう。
00年に「11PMのテーマ」はCDになっているが、それを買わなかったこともあり
今回は7インチということもあり入手したというわけである。
コレを聴いた第一印象は、テレビの番組オープニングで聞いた印象とは違うなあ、であった。
テレビで流れた曲は、それほどギターの印象がなかったのだがここで聴けるテーマ曲には
けっこうギターが大きめの音でミックスされているので「あれ?」と思ったのだ。
66年のLPの音源が番組用であったのか、そうでないのか知らないので何とも
よくわからないのだが、それはともかくやはりこのメロディーとスキャットを聴くと
10代の頃のいけないトキメキ(笑)が脳内をよぎるのだから、音楽の力は偉大だ。
いや、偉大なのは音楽ではなく、音楽や番組名から想起する「うさぎちゃん」だったら
どうしよう。その証拠にコレを聴きながら「泉質は?」とか「効能は?」と無意識に
口走ってしまうのであった。(笑)
ここで聞けるスキャットは伊集加代子によるもので、私なんかは今更のようにコーヒーの
CMを思い出してしまった。
そういえば。記憶が正しければ内藤陳は11PM内でのウイスキーのCMに出ていた
ような気がする。グラスを氷とウイスキーで満たして「読まずに死ねるか」と言った
ような・・・。
う~ん、やっぱり私は「聴かずに死ねるか」にしておきましょう。
>番組名から想起する「うさぎちゃん」だったらどうしよう
そういう世代なのですね。
おらだったら、朝岡雪路が出てた頃親に隠れてよく見ていた。なんか、ボイン(笑)で売っていたような。
番組内で一条さゆりを見たことがあったかも。
その後は秋川リサと故・今野雄二の掛け合いがよかったなあ。(小野やすしと)。
ただし、いわゆるき○きんという人はちょっとな、と感じていた。
朝丘雪路の印象ってほとんどありません。80年代も
ちょっと出ていたのですが。
巨泉と藤本義一、女性なら松岡きっこのイメージが
強いです。(笑)き○きんは、私にもトゥー・マッチでした。(笑)