ボブ・ディランのオフィシャル・ブートレグ・シリーズ第12弾「THE CUTTING EDGE
1965 - 1966」の情報が出揃ってきた。いつだったか、私が最初に目にしたインフォメーション
では6枚組のデラックス・エディションの他に18枚組仕様の発売がある、というもので
18枚の内容には具体的に触れられていなかった。
「どうせ、CDとLPを同梱して18枚なんじゃないの。ここは普通に6枚組で・・・。」
なんて思っていたのだが、これはとんでもないことになってしまった。
最新インフォメーションを見ると、今回のブツは限定5000。
そして・・・。
18枚組とは、文字通りCD18枚でそこに「65年から66年に録音された様々な
セッションをひとつ残らず収録する」とあるではないか。インフォメーションに書かれる
までもなく65年から66年というのは「BRING IT ALL BACK HOME」「HIGHWAY 61
REVISITED 」「BLONDE ON BLONDE」が録音された時期である。その時期の音源が
18枚のCDで登場するとなれば、是が非でもこれは手にしたい。
正直に書けばディランの一番好きなスタジオ・アルバムは「BRING IT ALL BACK HOME」で
次は「INFIDELS」、全アルバムを勘定に入れると「HARD RAIN」「BEFORE THE
FLOOD」がそこに入ってくるという何とも素直でないヤツなのだが、それでも65年から
66年のディランを嫌いになれるはずもなく・・・。
昔懐かしいブートレグが用済みなる日は近いのか・・・。(笑)
しかも、ウルトラ・コレクターズ・エディションと名付けられたこの18枚組には、
当時のモノラル仕様の7インチが9枚添付されるというのだから、これは堪らない。
ディランのサイトでオーダーを受け付けている、このブツの値段は$599.99也。
懐具合は寒々しいのだが、明日は明日の風が吹く。答えは風の中になんかあるものか。
答えは己の心積もりと財布の中にあるのだ。
送料に$90.86かかるが構うものか。4日前に不調のパソコンを修理に出した
勢いで新品を買ってしまったが構うものか。11月に車検があるが・・・・。うう・・・。
長生きしたいぜ。(笑)
たまたま芽瑠璃堂のサイトで件のセットを見ていたのですが、浪人の拙者はせいぜい2枚組に落ち着くのでしょう。
>当時のモノラル仕様の7インチが9枚添付
最近、この類が多いのですね。
好きものの裏手を取った商売、のような気がする。
とはいえ、モノラルシングルの厚い音の前にはなんの口答えもできない。
よって、しもじものさいふはスカスカになったりするのですね。
私ごときの数でも、母から、撤去命令が出ており、手持ちのカセットやMDは、近く、ほしい方にあげることになると思います。
ディランもハリー君から頂いた聞いてないものが、実は沢山あります、、、。
コレクターの方々の家って、どうなってるのかしら?
永遠の疑問です。
6枚組でもいいかなと思った瞬間もありましたが、思い切りました。こんな生活をするのもあと数年で終わりでしょう。収入が減る(もしくは無くなる)と、次は持っているブツを順に処分する段階に入るのでしょうね。
そう思うと空しいのですが、こればっかりは仕方ありません。6億でもあたれば話は変わってくるのでしょうが。(笑)
実は今回、7インチも大いに楽しみなのです。
現在の我が家は一室が完全にCDとLPで埋まっており、リビングや和室にも侵出しているので、整理整頓にはほど遠い状態なのです。
カセットやMDを処分しても、それほど場所は空かない
ような気がするのですが・・・。(笑)
コレクターというのは、きちんと整理する能力も問われると思うので、私とは違う人種ですね。(笑)
6枚組でいーや
形態選択の自由ですね。
憲法には謳われてはいませんが、家庭内福祉に反しない
限り保証されています。(笑)