清々しく天気の良い朝だ。さて、FMで今日の波をチェックして出かけるか。
カーステにはカラパナ、もといジャック・ジョンスンでもセットしよう。
そんなわけないか。(笑)
休みの日でも、基本早起きを心掛けてはいるが、ぼんやりとTVをつけて今日は
今日とて女流麻雀対決を見る。(笑)音声は消しているのでステレオからは
掲載写真のCDの音が流れている。あまりにもスムースで聴きやすく気分がいいので、
つい冒頭に書いたような有り得ない妄想をしてしまった。
掲載写真はジョアン・サビアの「NOSSA COPACABANA」。本国ブラジルでは
昨年リリースされていたようだが、今年になって国内発売されたジョアンの3作目である。
セピア色の自身の子供のころの写真を使ったジャケットに惹かれ、某所で試聴して
一発で気に入って購入と相成った。
AORではなく、メロウなソウル。ボッサでありネオアコでありギター・ポップでも
ある、なんて書けば「なんちゅうお手軽な音や。」と眉を顰められそうだが、ここでは
ブラジル音楽の連綿と続く歴史を要約し、現代のレコーディングのクオリティーで
それらを提示した音を聴くことができるわけで、もうこれは素敵としかいいようがない。
この音を聴いて、ふと思い出したのが、かつて私が好きだった頃のオリジナル・ラブ
だったりする。もう大昔(笑)と言ってもいいのだろうが、何だか懐かしいものを
思い出させてくれたものだ。
ビールを飲みながらフラメンゴの試合を見るというのが日常であることを、遠い
日本にいると妙に格好いいように思ったりもするが、それは子供のころから未だに
少し残っている洋楽への憧れ(笑)と大して変わらないもので、ビールを飲みながら
アントラーズの試合を見ることも十分に格好いいはず?である。
本当に瑞々しく清々しいアルバムだ。これが日本でカフェのBGMや生活においての
雰囲気つくりの音楽としてのみ利用されるのでなく、家庭で晩飯の鰹の漬け丼を
食べる時や、音を消したTVの女流麻雀大会を見るBGMとして使用される(笑)
くらいの頻度で浸透すれば面白いのにと思うが、そんなことにはならないだろう。
そういえば、職場の今のボスから4代前のボスはよくサーフィンに出かけていたので
休日出勤を代わってやったものだ。そのボスとは気が合って酒を何度も飲んだが
その度に何故か「お前は女たらしだろう」と事実無根の事を言われたものだ。
私はサーフィンはしない。
ジャケ写真が素晴らしくカワイイものの、ジョアン・サビアさんは置いといて。。
オリジナル・ラブといういえば、「風の唄を聴け」(当時なぜ村上春樹なのか、と思っていた)が好きですな。
単曲としては、「いつか見上げた空に」や「月の裏で会いましょう」もよいな、と思っていた。
初期の田島貴男のうたは、せつないながらもなぜかおおらかで、大陸的な感触があるな、となごむ時もあった。
この前テレビで見ると、彼はなんか肥っていてかつ宍戸錠のようなほっぺになっており、
ちょっと違うかなと感じた。
時期的に言うと94,5年あたりですかね。スケールの
大きな歌唱だと思いました。プライマル・スクリームじゃ
ないですが、アルバムを出すたびに大きく変貌したので私を含めて、振り落とされた人は多いのではなんて
想像します。
宍戸錠ですか・・・・。言われてみればそうかも、というか、もうそんなふうにしか見えません。(笑)