HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 75

2017-03-10 20:50:22 | 日本のロック・ポップス

のんびりと続いているこのシリーズも遂に最終コーナーを曲がらんとしている。
それでも、今年中に終わらなかったりして。(笑)

先日、エンケンがピアノを演奏した盤を取り上げたが、何となくその次に思い浮かんだのが
掲載写真の盤である。吉永小百合がクラシックをピアノで演奏し、歌も歌い、曲間では
語りが入るという、ファンには夢のようなアルバムである。ピアノ演奏のみの楽曲を
聴いて、演奏が上手か下手かを云々するのは無粋である。吉永小百合がピアノを弾いている
から価値があるのである、なんてことを改めて書くのも間が抜けているが、すべての
芸術行為はそういう側面があるということだ。

幾つか収録された「語り」の中でも、休みの日に何をしているかを語る場面はファン心理を
見事に捉える秀逸なワン・シーンである。相手が芸能人であれ身近な人であれ、それが
綺麗な人や好きな人なら、学校や職場で或いはテレビやスクリーンで会えない日(笑)は
何をしているのか気になるものだから。

歌手・吉永小百合を楽しむのなら別な盤が適しているであろうが、多面的に理想と憧れと
妄想を抱かせてくれるのはこの盤かもしれない。

と、ここまでつらつらと書いてきたが、私は年齢的に言っても熱心なファンであるはずも
なく、単に綺麗な女優さんの「音の記録」が好きなだけで、こんなことを書くとそれだけで
倒錯していると思われかねないが、それもまた事実。(笑)女優なのでフィルモグラフィー
を追いかけるのが筋なのだろうけど。

ところで。小百合という名前はこの女優のイメージから清楚な印象を持つ人が多いかも
しれない。しかし。私が小学5年生の時に同じクラスにいた小百合さんは人一倍成長が
早かったせいか、おませさんで奥手なクラスメートに早くも子供が生まれる仕組み(笑)を
教えたり、同じく奥手な私(笑)に様々な挑戦的でチャレンジングなことを仕掛けて
きたりして、不思議な子であった。

できれば、あと5,6年遅く出会いたかった人でもある。(笑)


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