HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

CUT OUT

2015-06-25 19:34:56 | ROCK

やっと我が家にも「STICKY FINGERS」のスーパー・デラックス・エディションが
到着。どうしても好きになれない曲が1曲あるのだが、それを差し引いても素晴らしい
アルバムであることには変わりない。

このLPを買ったのは高校2年生の時で、家庭訪問とやらで教師が家に来る日で
あった。教師が何時に来るのかわからないので、鉢合わせを避けるべく街をブラついて
時間を潰し、レコ屋でかなりの時間レコードを見た挙句に摘み上げた1枚であった。

チャーリーやキースが参加していない曲があるのに驚いたのも懐かしい思い出だ。
「バンドなのに・・・。ストーンズなのに・・・。」なんてことを思った初心な時期で
あったが、ビートルズの『YESTERDAY』なんかとっくに聴いていたはずなのに
そんなことまで頭が回っていなかった時期でもある。(笑)

さて、そんなボックスの中には、掲載写真に写るメンバーを形取った「CUT OUT」の
レプリカがランダムにメンバー一人分だけ封入されている。

 私の箱の中にはミック・ジャガーが入っていた。

キース・リチャーズ原理主義者ではあるが、何となく「ミックで嬉しいな。」という
気分である。

えっ、ボックスの内容はどうだったのかって?
いや、そんなもの最高に決まっているじゃないですか。

しこたま酒を飲んで『BROWN SUGAR』『BITCH』『YOU GATTA MOVE』
『DEAD FLOWERS』を弾けもしないギターを持ち出して盤に合わせて弾きまくりです。(笑)


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2 コメント

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DEAD FLOWERS (ハリー)
2015-06-26 20:09:10
taparaさん

『SWAY』『DEAD FLOWERS』といった曲でのニッキーの
ピアノの転がり具合は実に美しいです。

ニッキーだけでなくビリー・プレストンやジャック・ニッチェといったところも上手く使うのがこの時期のストーンズの冴えているところでしょう。

『BROWN SUGAR』の後に、チューニングを戻すのに
手間取るので、気が付いたらA面が終わりそうだったりして。(笑)

実は私も一時期、各ミュージシャンの追悼盤を何に
するか、などというけしからん事を考えた時期がありました。ディランにも裕也さんにも長生きして欲しいものです。

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泣ける、ニッキーホプキンス様のピアノが (tapara)
2015-06-25 21:33:00
Harryさん、


>ギターを持ち出して盤に合わせて弾きまくり
このあたり、らしくて、カワイイ限りです(笑)。

このレコを自分が買ったのは比較的遅く、1975年ごろ、
英国盤が欲しくこだわって買った1枚でした。
パッケージシールをはがしてからはレコを聴きながら
当然ようにジッパーを何回も上下して遊んでいたものです。

しかし、豪快なSAXを楽しませてくれたボビーキーズももういません。
あと15年もしたら、ストーンズメンバーくらいの歳の人はほとんど鬼籍にはいって
しまっているのだろうな、とこの前考えていました。
ディランしかり、ジミーページしかり、内田裕也も。。

はたしてそのときに、自分は追悼のために聴く盤をまだ持っているだろうか、と。
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