HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 45

2015-06-23 00:07:52 | 日本のロック・ポップス

俳優の活躍の場というのは、当たり前だが人によって違う。舞台に重きを置く人が
いれば映画に重きを置く人もいる。しかしながら、市井の人々に一番わかりやすいのは
テレビでよく見かける人ということになろう。

しかしながら、映画で高く評価された人がテレビで視聴率がとれる人というわけではないし
外国で評価された人が日本で人気があるというわけでもないところが、面白いというか
複雑なところである。

昨年の日本アカデミー賞の「最優秀主演賞」と「最優秀助演賞」を受賞した、文字通り
無敵の真木よう子であるが、私が彼女の名前と顔を覚えたのは実に遅かった。
01年頃からテレビや映画での露出が始まるのだが、私が気になった映画ではなかったと
いうの差し引いても、あれだけ熱心に見ていた「時効警察」に出ていたことも
気づかなかったのだから、私は鈍かったのだろう。

名前を覚えたのはテレビドラマの「SP」に出ていた頃だったが、その後に放送された
「週刊真木よう子」は強烈にその印象を私に焼き付けた。何せ自分の名前が番組に冠され
毎週違ったシチェーションで違った役柄を演じるのだから、見る方は様々な魅力に
気付くというものだ。

掲載写真は同名ドラマのサントラで、ドラマ内で使われるBGMを収録しているのだが
1曲だけ番組冒頭で使われた真木の歌唱が収録されている。1929年に書かれた
ジャズのスタンダード『GEE BABY AIN'T I GOOD TO YOU』がその曲で、男の
立場で書かれた歌詞を女の側に視点を置き換え、日本語で歌われるその声はスモーキーで
実に艶っぽい。

ここまで歌えるのなら、是非ともフル・レングスのスタンダード集でも作って欲しいと
思うのは私だけではあるまい。(笑)サントラ自体もスリリングな演奏を収録していて
1曲ずつ抜き出しても冴えている曲が多いので飽きずに聴き通せる。70年代の映画や
ドラマのサントラが思い出したように再発されて高い評価を得ている昨今であるが、
この盤も近い将来、そんな盤の仲間入りをすると思う。

それはさておき、真木よう子である。勝手な私見で申し訳ないが、私はこういう
扱い辛いような女性、つまりは男の都合のいいように扱われない女性に惹かれることが
多々ある。おかげで何度も痛い目にあってきた(笑)が懲りないものだ。

話変わって・・・。

恥ずかしながら真木よう子の発見(笑)には7年ほど遅れたが、ほぼデビュー時から
推し続けて早5年の、大野いとがまだ19歳であることを先日のテレビ番組で知って
驚いた。今こそ「ケータイ刑事」を復活させる時なのだ。(笑)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BAIAO VIOLADO | トップ | CUT OUT »

コメントを投稿