イアン・マクレガンが脳卒中の合併症で12月3日に亡くなった。享年69歳。
昨日に引き続いての訃報に胸が痛い。今年は新譜も出したというのに。
オルガンだけでなく、ピアノの演奏にも長けていたのでセッションでの参加作は
意外と多く、ディランからニッキ・サドゥンまで重宝された。
特筆すべきは、スティーブ・マリオットにロッド・スチュワート、それに
ミック・ジャガーに至るまで名だたるボーカリストを支えたことだろう。
大きくロールするドラムスとアコースティック・ギター、そしてオルガン。これらが
有機的に絡まることで素晴らしい幾つもの曲が生まれた。
そういえば、79年の「TROUBLE MAKER」にはボビー・キーズも参加していたの
だなあ・・・。
R.I.P.
あまり大きなミックスは施されないまでも、特にエレクトリック・ピアノを弾く時は、リズムの強化に大きな貢献を
していると今更のように感じます。
歌っても、いい意味で「ああ、フェイセス人脈」なんてことを
容易に思わせて本当に楽しい演奏家だったと思います。
まったく皆さん、70前後で逝ってしまうとは。。
イアン・マクレガンはおらにとっては重要なプレイヤであり、
フェイシズのあの弾むようなリズムは彼のピアノタッチによることも多いと思っています。
とにかく、ニッキー・ホプキンスと同じくらいおらは好きで、
こういう楽し・嬉しタイプの人は今後そうそう出てこないのではと感じます。