2001年の年末に5枚組「FROM THE VAULTS」が出た時は、そのボリュームに
感動したものだが、まさか続編が編まれるなんてことは思わなかった。
今回も前回同様、赤黒で購入。赤黒で発売のインフォメーションが出た時、
「予約特典作成中」とあったのと、CDの装丁が「三面デジパック仕様」と
あったので「これは前回同様ライブCDが特典だな。」と思いつつも
情報が確定するのを待つ。案の定、特典はボックス未収録のライブCDだった
わけだが、今回は他の大手レコード店で購入すると別のライブCDが
特典となり、「なんだかなあ」というオチがついた。(笑)
ところで、2001年の「FROM THE VAULTS」も三面デジパック仕様なのだが
赤黒以外で買った人は余っているトレイをどうしているのだろう。
今回の箱は前回と違い、73年から75年までの「東宝レコード」在籍時の
音源を収録している。これはこの後の「ゴールデン・ピクニックス」以降の
箱が編まれる可能性が残されていると言うわけで、早くもお楽しみが
出来たことになる。いや、小出しにされるライブ音源の完全版ボックスでも
一向に構わないけど。(笑)
今回の聴きものは何といっても「一触即発」収録曲の未使用テイクや
デモといってスタジオ録音曲であろう。大作「『おまつり』や『一触即発』が
幾つものパートにわけて録音され、それが繋ぎ合わされたなんてことは
考えもしなかったので、パート毎の録音を聴くのは新鮮なショックであった。
アウトテイクやデモといっても、その完成度の高さと演奏の面白さは
特筆すべきである。サンタナ的(笑)展開の演奏を披露する瞬間もあり、
「バージョン」としての面白さは感じるが、バンドのイメージやアルバムの
統一性を考慮するとやはりアウトテイクとなったのだな、ということが
わかる。
ディスク3は「’73四人囃子」として世に出た73年8月21日の演奏を
当日の演奏順に並べ替えたものだが、ボックスには従来のアルバム通りの
曲順が記載されている。従来のCDに比べ収録時間が1分30秒以上長いのは
当日のMCを収録しているため。そういえば「’73四人囃子」は
曲が終わると客席の歓声とかをカットしていたためライブ盤独特の余韻が
なかったので、今回の収録を「水増し」と言う人もいるだろうけど、
私は良かったのではないかと思う。
私は四人囃子をプログレだと思ったことは一度も無い。
近似値的に見るとピンク・フロイドが近しいのであるが、フロイドを
プログレだと捉えていないので(サイケデリック・ブルーズ・バンドだと
解釈している)四人囃子も普通に格好いいロック・バンドだと思っている。
ただし、「普通」というのはつまらない枠組みで捉えないというだけで
アイディアと演奏能力というのは「普通」ではない。
そんなことを再確認するのに最適の箱である。
感動したものだが、まさか続編が編まれるなんてことは思わなかった。
今回も前回同様、赤黒で購入。赤黒で発売のインフォメーションが出た時、
「予約特典作成中」とあったのと、CDの装丁が「三面デジパック仕様」と
あったので「これは前回同様ライブCDが特典だな。」と思いつつも
情報が確定するのを待つ。案の定、特典はボックス未収録のライブCDだった
わけだが、今回は他の大手レコード店で購入すると別のライブCDが
特典となり、「なんだかなあ」というオチがついた。(笑)
ところで、2001年の「FROM THE VAULTS」も三面デジパック仕様なのだが
赤黒以外で買った人は余っているトレイをどうしているのだろう。
今回の箱は前回と違い、73年から75年までの「東宝レコード」在籍時の
音源を収録している。これはこの後の「ゴールデン・ピクニックス」以降の
箱が編まれる可能性が残されていると言うわけで、早くもお楽しみが
出来たことになる。いや、小出しにされるライブ音源の完全版ボックスでも
一向に構わないけど。(笑)
今回の聴きものは何といっても「一触即発」収録曲の未使用テイクや
デモといってスタジオ録音曲であろう。大作「『おまつり』や『一触即発』が
幾つものパートにわけて録音され、それが繋ぎ合わされたなんてことは
考えもしなかったので、パート毎の録音を聴くのは新鮮なショックであった。
アウトテイクやデモといっても、その完成度の高さと演奏の面白さは
特筆すべきである。サンタナ的(笑)展開の演奏を披露する瞬間もあり、
「バージョン」としての面白さは感じるが、バンドのイメージやアルバムの
統一性を考慮するとやはりアウトテイクとなったのだな、ということが
わかる。
ディスク3は「’73四人囃子」として世に出た73年8月21日の演奏を
当日の演奏順に並べ替えたものだが、ボックスには従来のアルバム通りの
曲順が記載されている。従来のCDに比べ収録時間が1分30秒以上長いのは
当日のMCを収録しているため。そういえば「’73四人囃子」は
曲が終わると客席の歓声とかをカットしていたためライブ盤独特の余韻が
なかったので、今回の収録を「水増し」と言う人もいるだろうけど、
私は良かったのではないかと思う。
私は四人囃子をプログレだと思ったことは一度も無い。
近似値的に見るとピンク・フロイドが近しいのであるが、フロイドを
プログレだと捉えていないので(サイケデリック・ブルーズ・バンドだと
解釈している)四人囃子も普通に格好いいロック・バンドだと思っている。
ただし、「普通」というのはつまらない枠組みで捉えないというだけで
アイディアと演奏能力というのは「普通」ではない。
そんなことを再確認するのに最適の箱である。
一触即発時期にだけ焦点を合わせたのがミソですよね。
四人囃子はこの時期が頂点だと思ってます。
フロイドはサイケデリックブルースバンドですよね♪
正味な話、「一触即発」を聞き込むことが大前提で
それを超える物ではない、という大前提があるのですが、「一触即発」を聞き込んだ人には、これほど
意義のある「お宝」はないと思います。
私もこの時期が一番好きです。
フロイド=サイケデリック・ブルーズ・バンド説に
ご賛同いただきありがとうございます。(笑)
さすがイケダさん、というところでもありますね。
近所の赤黒のプログレ・コーナーにある
ピンク・フロイドを全部引っこ抜いて、
ロックのコーナーに移してやろうかと
何度思ったことか・・・。(笑)
つまらないことは、やめておきます。
皆、そう思っているんですよね~
この辺は、ジャンル分けが難しいかな(笑)
おそらく、プログレという言葉に何がしかの
「抵抗感」を持つ人が、フロイドをそこから
出したくなるのでしょうね。(笑)
レッド・ツェッペリンはハード・ロックやメタルの
コーナーに無いのですから、ピンク・フロイドも
それと同じ扱いをするべきでしょう。