今年入手したものの取り上げてなかったCDの総ざらえ、というのは大袈裟なのだが
とりあえずの総括モードということで。
グレゴリー・アイザックスの「SLUM IN DUB」は78年の盤で、同年リリースの
有名盤「COOL RULER」からの曲を中心に据えたダブ・アルバム。CD化は初では
ないが私は未所持であったので、約20年ぶりの再発を機に入手。歌唱はほぼ無いに
等しいのだがプロデュースそのものをグレゴリーが手掛けているので、そういう名義に
なったのだろう。地味ながら渋い1枚。
グラッドストーン・アンダースンの82年盤「SINGS SONGS FOR TODAY & TOMORROW」は初CD化。
2枚組でディスク2は同盤のダブであるルーツ・ラディックス名義の「RADICAL
DUB SESSION」がセットであるのが便利。ダブも初CD化。ジャケットは「SINGS SONGS・・・」であるが、
見開き中ジャケに「RADICAL DUB SESSIONS」のジャケットの表裏が印刷されている。
キース・ハドスンの「TUFF GONG ENCOUNTER」は84年にウェイラーズ・バンドと
録音した未発表作のCD化。キースが没するのは84年で最後の録音と考えることが
できる。併聴すべきは78年の「RASTA COMMUNICATION」。LP盤では分売された
「TUFF GONG ENCOUNTER」とそのダブ「JAMMYS DUB ENCOUNTER」であるが
CDでは両者が1枚のCDに収録されている。
レッド・ローズ&キング・コングの「TWO BIG BULL IN A ONE PEN」はキング・
タビーのデジタル路線を代表するアルバムで86年のリリース。本来ならあまり興味が
無い時代の音なのだが、これはジャケ買い。(笑)初めて聴いたのだが二人の
ボーカリストの歌唱がスムースで意外と聴きやすい。ジャケット写真もタビーの手に
よるもの。
レヴォリューショナリーズのLPは同時購入のブツが難儀して(笑)まだ未着。
今年は例年になく良質な再発や発掘が多かったように思える。
ま、いい年だったということですね。(笑)
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