HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

HOT N NASTY

2017-06-04 00:18:49 | ROCK

掲載写真はハンブル・パイの3枚組CD「OFFICIAL BOOTLEG BOX SET VOLUME 1」。
実は(そんな大袈裟に書くこともないが)私とハンブル・パイの相性は良くない。
理由を考えるといろいろなことが浮かんでくるのだが、とどのつまりは世間で名盤と
言われるライブ盤との相性が悪いというところに行きつく。

そんな私が何故このセットを手にしたのか。それは73年5月16日の渋谷公会堂での演奏と
74年5月18日のチャールトン・アスレティック・フットボール・グラウンドでの演奏が
収録されているからである。

ブートレグ・シリーズというくらいだから、オーディエンス録音でありこれらの音源が
過去に本当の(笑)ブートレグで出回ったのかどうかも知らないのだが、クラウディー・
キングを含むコーラス隊のブラックベリーズを帯同しての来日公演というのであれば、
興味が湧かないことはない。

また、チャールトンでのコンサートは、メイン・アクトにザ・フーを据えてルー・リードや
バッド・カンパニー等が出演した一大イベントであった。ここでのザ・フーの演奏は
音も映像も共にブートレグで楽しんだので、そんなイベントの一日でのハンブル・パイの
演奏も聴きたいと思った。

確かに音質はブートレグに馴染んだ人でないと辛い処もあるが、私には何の問題もない。
ここに収録された演奏は72年から74年までのもので、71年ころに比べると1曲の演奏も
冗長でなく、語弊はあるがハード・ロック・バンドの演奏として十分に聴き応えが
あり、私は十分に満足した。

で、話が戻るが先に書いた私と相性が良くないライブ盤と言うのが「PERFORMANCE ROCKIN'
AT THE FILLMORE」である。1曲が長いしキャッチーなフレーズがある
わけでもないし、とにかく曲の印象が希薄だったのだ。

それでも自分の経験値の上昇(笑)を確かめるべく先日コレを買ったのだけど。

 4枚組です。(笑)
暑い、もとい熱い。2枚組時代の熱さ更に倍、である。良い印象はあまり無いのだが
これは今年の夏に何度も聴いて克服しよう。真夏の昼下がりにキムチを投入した
うどんを食べながら聴いて、ついでにビールと焼酎を飲んでひっくり返ってしまおう。
そう思うと何だか楽しくなってきたな。(笑)
この相性の悪さは、そのまま私とピーター・フランプトンの相性の悪さ、更には
クレム・クレムスンとの相性の良さを反映しているとしたら、それはそれで面白い。

このシリーズはVOLUME 1と銘打ってあるがVOLUME 2が出たとして、それを
手にするかどうかは、それまでに私の心がさらに広くなっているかどうかに
かかっている。って、昨日のくだりと一緒だな。(笑)

さて、サッカーである。チャールトン・アスレティックがプレミア・リーグでプレー
した期間はそれほど長くは無いがサポーターが熱狂的なことは有名である。

この後はチャンピオンズ・リーグの決勝である。勿論、私はユベントスを応援する。
ユベントスが勝って、この試合でイグアインがハット・トリックとかしでかさなければ
次のバロンドールは、ジャンルイジ・ブッフォンかも、なんて妄想を逞しくしつつ
試合開始を待ちたい。

コメント (2)
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