活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

【ミラーレス】鏡の世界を通り抜け。【今だ】

2009-06-02 20:36:28 | Weblog
時代が鏡を駆逐する。
ミラーレス一眼が導く市場環境の変化
・受け入れられたEVF。LUMIX Gシリーズは市場シェア9%台に。
・女流ながらマニアにも配慮し,ユーザー層をまんべんなく分散。
・オリンパスの登場で市場が定着。パナと相互補完関係に。
・旧来の一眼レフと交わらずに共存していくのではないだろうか。
・それでも,カメラメーカーはミラーレス一眼へと向かう。
一眼レフ市場は縮小し、プロ向けとハイアマチュア向け以外のレンズ交換式カメラは、今後数年内にミラーレス一眼が席巻する……というほどに、急速な市場変化があるとの予測には疑問がある。
との本田さんの市場予報ですが,これはどうでしょう。
少なくともエントリークラスは雪崩的にミラーレスに傾くような気もするのですが。

ミラーレス一眼とは言いつつ,ないのはミラー(およびサブミラー)だけじゃない。
ペンタプリズム(あるいはルーフミラー)もピントグラスも測光用素子もない。
ミラーとシャッターとの連動機構もミラーボックスも当然ない。
これってコスト面からするともの凄いことでないだろうか。

なお,見え具合は光学ファインダーには及ばないし,レスポンスにも問題がある,というのがEVFの唯一の弱点ですが,こういう電子的な部分は,追いつくどころか凌駕するのも時間の問題だと思います。
が,当面は光学ファインダーのアドバンテージ。
そこで誰もが考えるのが“プリウス型”ハイブリッド一眼。
光学系にポロプリズム(オリンパスE-10/E-20)とかペリクルミラー(銀塩だけどEOS RT)を入れたデジタル一眼「レフ」が過渡期的に出たりするかも。
そんなこんなしているうちに,エントリーからプロフェッショナルまでミラーレスに置き換わる,と予想しておきましょう。

光の壁を突き破り。
とりあえず注目の15日まで,あと2週間。

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