活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

フィルムカメラでのこしていく。

2007-03-11 12:33:40 | Weblog
Webアンケートでデジカメの画質は“フイルムより良い”との回答が多かったことを紹介しましたが,もはや銀塩を画質で語る必要はないと思います。
では,何で語るか。
それは写真をどう残すかについての一つの“スタイル”です。

雑誌『Re:S』の今月号の特集は「フィルムカメラでのこしていく」
いわゆるカメラ雑誌は,実用範囲外の高機能や感覚を超えた情報記録や理解する意味のないメカニズムを説明しつつ「いかに撮るか」を指南するばかり。
じいちゃんの撮った写真を孫にどう残したらいいのか。
確かに個人や世代を越えるスパンで「残すこと」はデジタルが未対応の分野でしょうね。

マシンやデータフォーマットはこの先どんどん変わって行くでしょうし,CDやDVDが普通には読めなくなる時代は案外早いような気がします。
ある高名な研究者がパスワードを残さないまま亡くなり,膨大なデータベースが利用できなくなってしまった,という話がありました(ちなみに有力なハッカー3名を非公式に雇ってパスワードを解いた,という解決編付きの話だったと記憶しています)。

たまのハレの日は昔のカメラを引っ張り出して撮ってみる―自分も試したいスタイルです。

1 コメント

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将来... (鈍気呆亭)
2007-03-11 19:25:05
フィルムからプリントしてくれるラボは残っているんでしょうか?
デジタルフォーマットの変遷より もっと不安があります。
撮ったらプリント...デジでもフィルムでもこれしかないでしょう。
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