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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
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金融経済教育

2015-06-03 21:55:56 | 放送大学
「社会と銀行3」を、なんとか寝ないで見ました。

日本の社会は変って来ているなあと思います。

私は30年くらい前、ちょうど結婚したばかりのころ、日銀が主催する主婦向けの講座を聴きに行ったことがあります。その時は、「金利は低くても身近な銀行に預金することが一番安全だ」と聴きました。リスクのあるものに手を出すよりも、「地道にコツコツ」貯めるのがよいというものでした。あれは、まだバブルの前の話です。

でも、今日の放送大学の授業を聴いたら、もうそういう時代はとっくに終わっているなと思うばかりです。
そして、実際に、私の周囲では、若者は頭金なしでマンションを買うのが普通であり、さらには、投資用のワンルームマンションなどを買っている人たちもいます。デイトレとかもやっているし、株を持って株主優待などで楽しんでいる人も多いです。

私たちが若いころは、とにかくまず1000万円くらい貯めて、それを頭金にして家を買うなんてことをしていましたが、1000万円を貯めるのはそんな簡単なことではありませんでした。親の援助なしで頭金を用意するのは無理な人が多かったと思います。
家は買えないまま、とにかく老後のために貯金を・・・という感じで、切り詰めた生活をしてきました。

こういう生活は、本当にお金が動きません。まあ、銀行に預けてあるのですから、銀行がそれを運用することはできるでしょうが、今はもはや、そういう世の中ではなくなっているのですね。
個々の人間が、リスクのある金融商品を選んで、運用していくのが普通になっています。

アメリカは、ずいぶん前からそういう社会のようです。他の国はどうなんだかわかりませんが・・・。
アメリカという国のやり方は、私は好きではありませんが、この授業を聴いていると、日本もそれにならって、資産を運用し、日本という国の経済全体が金融に強くなることが、今後の国民の繁栄のカギを握っているかのように思えてきます。

本当にそうなんだろうか?地道にコツコツとか、質実剛健とかではなく、お金をぐるぐる回して豊かになるって、それでいいんだろうか?
そうすれば、産業が発展するし、なんでも発展する。経済とはそういうものなのか。

お金がなければ、何もできない。
頭を使って、お金を有効に動かす。
それは、社会のためになることのはず。

経済というのは、「お化け」だと思います。なかなか、なじむことができません。

でも、この「社会と銀行」の吉野直行先生の放送授業は、本当に聴きやすいですね。
この授業は、抵抗なく受講することができます。

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クリントン?

2015-06-03 18:46:08 | 放送大学
昨日、放送大学の「社会と銀行2」のネット配信授業を聴きながら熟睡してしまった。
その後目を覚まし、パソコンを消して寝る準備をしていると、隣の部屋に居た夫が「クリントンがどうのこうのと言ってただろう」と言う。「はっ?そんなこと言ってたか?」
寝てたし、知らないけど、教科書には「クリントン」なんて言う言葉は出て来ないし、夫は何をほざいているんだろうか?と思った。

今朝、気になって教科書を開いてみたら、終わりのほうは「サブプライムローン」のことが書いてあった。アメリカで起こったことだから、「クリントン」が出て来るなら、この辺りかな?と思ったけど、教科書にはやはり書いてなかった。
そこで、またやはり気になるので、夕方帰宅してから、後半の放送を視聴してみた。

ありました、ありました。
先生が「クリントン」って言ってた。

サブプライムローンは、クリントンが大統領だったときに、低所得の人にも住宅を持たせよう、ということで、持ち家政策をしていたことから始まったらしい。
そのことによって、低所得の人がローンを組んで家を建てるようになった。それで、家の価格が上がっていった。それほど優良な借り手ではないものの、家という担保があり、家の値段が上がっていくこともあって、安全なものと格付けされた。

住宅ローンは証券化され、国内や国外に売られた。ヨーロッパの人などが多く買ったそうだ。銀行自体は証券として売ってしまうので、不良債権にはならないため、ますますローンを増大させることとなった。しかし、皆が同じ行動を取り、過剰供給となって住宅バブル崩壊に至った。

(他の筋の情報によれば、サブプライムローンが証券化されたのは、クリントンのときではなくブッシュになってかららしい。
クリントン=1993~2001.1、ブッシュ=2001~2009.1、オバマ=2009~現在。
2001~2006は住宅価格は上昇しており、2007年に下落した。2008年にリーマンショック。)

あらましは、こんな感じだけど、実はあんまりよくわからない。ローンを証券にすると、価値のない証券を買った人が損するってわけでしょう?
それで、リーマンショックにいたり、世界中が不況になったのはどういうことなんだろうか?

よくわかんないけど、サブプライムローンは、クリントンの持家政策が端を発しているみたいだ。教科書には「クリントン」の名前は出てこない。クリントンの政策が原因だと思われたら紛らわしいからだろう。しかし、そもそも低所得者が、高額の家を買うということには無理があるから、持ち家政策にも無理があったことは確かなのだろう。

日本の貧乏人にも、家をくれ。空き家がいっぱいあるというのに、どうして家が持てないの?マンションはいっぱい建つのに、高くて手が届かない。
うちは、ローンを払い終わる前に定年がきてしまい、一生かかってもローンが払えないことが最初からわかっていたので、家が買えなかった。もともとローンが組めないから、破綻もないよね。審査が厳しいのは良いことってわけ。貧乏人に家は要らない。ローン地獄になるより、その方が安全か。
大きな空き家がある一方で、狭いアパートにひしめき合って暮らす人々だ。

放送大学で学んでいる人間が熟睡していて、放送大学をやっていない家族が、授業を聴いてるって、なんじゃこりゃ。
夫が放送大学をやったほうがいいんじゃないかい。

まあ、夫が「くりんとん」なんていうから、サブプライムローンの勉強ができてよかったかな。
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市場型間接金融

2015-06-03 00:59:46 | 放送大学
今日は、「社会と銀行2」をやった。(途中まで)
また、寝てしまった。そのあと目を覚まし、後半から見始めたが、また寝てしまった。
ダメだ。

それで、最初の方だけ。
「間接金融」とは、銀行を通じた資金の流れ。銀行預金。
「直接金融」とは、株式・社債などを、個人が証券会社を通じて直接購入するもの。
そして、「市場型間接金融」というのがある。これは、資産運用会社が、個人から投資信託などでお金を集めて、それを株式・社債・国債などに運用するもの。

日本では、主に銀行預金の間接金融が行われており、最近になって、投資信託など「市場型間接金融」が伸びてきたそうだ。

アメリカでは、市場型間接金融の割合が大きいそうだ。

市場型間接金融は、個人や企業などの最終的投資家が、個別の株式や社債を買うのではなく、資金をたくさん集めてプールしたものを、専門家が運用するので、個人の能力に左右されず、うまく運用できると考えられる。
最近は、銀行や郵便局などでも取り扱われるようになったので、「市場型間接金融」が増えている。

私も、昨年から、銀行でニーサを始めたが、「市場型間接金融」のことだと知った。

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