今回の福島原発の事故が転換点になって、原発がある地方と原発のない都市部の人々が連帯感をもち、日本の今後のことを真剣に考えていかなければならないと思っていた。
そういう問題意識から、脱原発や放射能汚染についてもいろいろ書いてきて、コメントもいただいたり、直接ご感想をいただいたりしていて有難く心強い思いをしている。
よくコメントをいただくparuさんの企業の実験原子炉についての記事で、大宮の三菱の原子炉の情報を知って早速リンクを開いてみたら........なんと、隣駅のさいたま新都心にあるシネコンに自転車で向かう時に前を通る研究施設だったことがわかった。
「研究・製造地跡地の環境汚染」サイトの「大宮・三菱実験原子炉反対闘争の歴史と現状」
そのトップページには「大宮・北袋の三菱マテリアルの大量の放射性廃棄物が地中に埋められ、そして原子炉の核燃料を使った研究がされている。そんな話を聞いてから、東海村の臨界事故があり、他人事では済まされない、地元の生活環境に大きな影響を及ぼしそうな気がして。そんなことで、安全と環境を守る住民運動を考えるホームページを作ってみました。」とあった。
2004年7月に今のマンションに引っ越してきて、隣駅のさいたま新都心のショッピングモールやシネコンによく遊びに行くようになっていたが、全く知らなかった。裁判を闘った住民運動もあったのに!
その闘いの末に、地中に埋められた放射性廃棄物が掘り出され、所内に新設した地下保管庫にすべての放射性廃棄物を収納する整備作業をやらせることができたようだ。
三菱マテリアル(株)サイトの企業の社会的責任(CSR)環境への取り組みのページ
情報をいただけたことに感謝したいm(_ _)m
この事実をきちんと踏まえたことで、私はより緊張感と切実感をもって脱原発の声を上げていこうと思う。
企業は、社会に役立つ技術開発の研究をしていたというのだろうが、周囲の住民にそのことを隠ぺいし、事実が知られて然るべき対応を迫られるまで最低限の処置しかしないということによって、社会に役立つよりも儲けるための事業をしているにすぎないことが明らかだ。
資本主義社会の企業というものは利益追求の為にはいくらでも暴走するおそれがあるものだということを肝に銘じながら、それをゆるさないような牽制システムを社会の中につくりあげられるかどうかが問われていると思う。私はそのためにやれることをやっていきたい。
私は、「人間」と「人間がつくるもの=芸術・文化・歴史・社会など」を深く理解し、味わい、そのあり方について考えていくことが一番好き。自分という人間の人生をどう楽しむかというのはその次になる。まぁ、そういう生き方もありということで・・・・・・(^^ゞ
だから、アノ場所には市役所しか建てられないだろう、といわれてたんだもの(実際にさいたま市役所の有力候補地だったの)。民間の住宅やマンションを建てても、誰も住まないでしょう。なにしろ三菱ですからね。何が出てきてもおかしくないよ。細菌兵器だって研究してたかもしれないし。
自転車であの施設の前を通るたびに何の研究所なんだろう?陰気だなぁって思ってたのよ。
今も敷地内に放射性廃棄物が貯蔵されてるんだから、何か事故が起きて流出するおそれもあるよね。
もともと「死の商人」の三菱だからね、何やってても不思議はないね。
「原子力の平和利用」という美辞麗句には騙されないようにして、人間の力では制御できないものにはもっと謙虚になろうという感じだよね。
ますます、気合を入れて「脱原発」の声を上げる気持ちが強まったよ!!!
2重になったらすみません(^_^;)
このような施設があることを知らせないと避難時も問題がありますね。
今回の震災でも避難誘導にはいろいろ思うところがありますので、また書きます。
送信、こちらはだぶってませんでした。最初の送信はネットワールドの迷子になっているのでしょうか。
三菱の研究所も敷地が広いようで、間違って逃げ込まないように大きく放射性物質ありというマークをつけておくべきだと思います。
避難誘導、職場も行政もメタメタでしたよね。記事アップをお待ちしています。
三菱。こちらにも三菱の軍事工場のあたりは今名古屋ドームです。隣接には、小・中、高校、大学病院、NTT,タバコ工場
朝鮮半島の少女たちを勉強しながら働けるとだまして、この軍事工場に送り、訴訟になって何年でしょうか。
空襲で死亡した少女や、生き残っても本国で性奴隷と誤解されて傷ついた少女たち。カンパして裁判傍聴に言ったことがあります。
図書館でも車止めていたら「早く帰りなさい、空襲、受けた場所だから男の幽霊がついてくるから」と真顔で言われたことがあります。
ユリで有名な公園にも空襲の戦跡があります。
日本人は歴史をきちんと記録として残して次の世代に伝えるという意識が弱いですね。なんでもお上まかせにして生きる方が深くいろいろと考えずにすみます。生活に追われてそのように努力する余裕がないというのもあります。敗戦の時の民族的総括をきちんとするのをアメリカに中断させられたということも大きいでしょうね。
今回の原発事故の総括、政策の大転換もアメリカを中心とする原子力メジャーとその代弁者に中断させられないように頑張らなければなりませんね。
問い合わせた人によると市に報告しているのでそちらに聞いてくださいと。
市に電話すると「わからないので答えられない」と言われたそうです。
どのような繋がりになっているのか???
調べていると、原子力は日本人が普通に反対してきたとしても阻止できるレベルではない企みだと思うようになりました。
また記事にします(^_^;)
もちろん、その当時とは質的には違う取り組みになるでしょうがこの原発事故後の反対の世論の盛り上げがどこまでできるかが問われているのだと思ってます。
その年代を挟んで考え方に壁があるような気がー。
ウラン鉱山は世界的財閥が支配しているそうですし、根底に白人至上主義があると思っています。
次は被曝データ取りのための利用なんじゃないかと。