毎年1月と5月は観劇回数が多くなる。この5月は今日の国立小劇場文楽公演第一部で予定の7回の観劇を終了。第二部は職場から直行したが、今日の第一部は逆に職場の最寄駅のJR四ツ谷まで歩くことにした。
お天気もよいのでいつもはさっと通り過ぎる稲荷社を撮影してみたのが冒頭の写真。「麹町太田姫稲荷社」という幟が裏側からだがはっきりと写っている。
NHKの「ブラタモリ」第3シリーズ(完結済み)にも東京の稲荷社の話が出てきた。東京の町中にもあちこちに町内単位という感じで小さな稲荷社がある。それを研究している方が登場し、それを線でつないでみると地図の上に「狐」の形が浮かび上がった。その稲荷社の中にこの「麹町太田姫稲荷社」もあった。2009年5月の王子散策で行った「王子稲荷神社」も勿論その中に入っていた。
BS朝日で亀治郎がナビゲーターをつとめている「京都1200年の旅」という番組の「北野天満宮と学問の神・菅原道真」の回で、稲荷社への言及があり、しっかり覚えたこと。日本で一番多いのが八幡社、二番目が稲荷社、三番目が天神社だという。なるほど稲荷社をあちこちに見かけるのもむべなるかなだ。
いろいろと日本の歴史・文化について学んでいると、町を歩いていてもその具体的な例があちこちにあるのが目にとまるようになる。そうなると知識として学んだことがより具体的なものとして補強されて、よけいに面白くなってくる。
そういうことを面白く思えることが有難い。
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