5/24~29のスペシャルバージョン8公演の千秋楽、友人がチケットを譲ってくれて観劇できた。本当に感謝したいm(_ _)m
さすがに8公演立て続けだけに、プリンシパルが何人も歌声がとぎれたりしていたが、気持ちだけは十分伝わってきた。
ジャベールの鹿賀丈史はノリに乗っている感じだった。砦で「いいか、バルジャン警告だ」♪「貴様は盗人、何か望みだ、二人の命、取引なのか」♪のあたりのエキセントリックな言い方は今日も冴え冴え!!2000回記念公演カーテンコールの挨拶で「僕は...どこかエキセントリックなそういう役が合っている」と言っているくらいだから、ジャベールを楽しんで演じている様子がありあり。
マリウスの石川禅も全開だった。この役は賞味期限がある役だからと謙遜していたが、顔のつくりも声も若いし大熱演だし、知念里奈とのコンビでも全く問題なかった。しっかり役づくりをする人なので「バルジャンの告白」を聞いている場面で、最初は誰の話なのかな~とのほほんと聞いているのだが、バルジャンの話だと気づいたときの眼の見開き方、それから感情ががーっと入って涙。涙を拭くこともできずに結婚式の場面に突入してしまうのだった。
そのコゼットの知念里奈。今公演で3回見たが苦手だという裏声部分が毎回不安定でこれはちょっとと思っていた。今日もどうかなと心配しながら見ていたら、ちゃんと出た!!その部分を除いては(そこが一番肝心なのだが)歌も芝居の部分もよかったのだから、魅力的なコゼットとして合格だ(『ミス・サイゴン』のキムはよかったし、こちらも合格)。
この3人で『ジキル&ハイド』やるんだって思ったら、もう観ないといけないと決心してしまった。マルシアも絶品だし。
テナルディエの斉藤晴彦、「この宿の主」での場の支配力がすごかった。歌では音程をはずすことも少なくないが、この味のあるダミ声が日本の『レミゼ』の名物だったのだ。昔のKDDのTVCMでカルメンか何かのオペラの曲を早口でおちょくった歌で歌って話題になった後にこのキャスティングがあったのだが、その頃の時代の記憶が蘇るような歌声なのだ。「下水道」での歌声も健在。今日は、マリウスのポケットから盗った懐中時計の鎖を持ってグルグル回しながら歌っていた。5/24は♪「丸い月が~見下ろすだけ~」♪のところでチョイチョイって月があるあたりを指差していたし...。芝居がもう変幻自在。挨拶では「人間を背負うことができるかどうか」が一番問題だったとのこと。確かに一番小さめの学生=ジョリを死体で背負うことになっているけど大変だよな~。
そしてスペシャル公演のエピローグは2回とも今井バルジャン、知念コゼット、石川マリウスが涙、涙でエンディング。これはなかなかすごい。もうこちらもウルウルしてしまう。
特別カーテンコールでの挨拶もよかった。今日は出演していないキャストも全て舞台に登場。森久美子は泣かないで司会を頑張ると宣言し、岡幸二郎にも泣かないように圧力をかけながら?挨拶をふっていく。詳しくは東宝ウェブサイトやniftyシアターフォーラムを見ていただきたいが、印象的なところをちょっとだけ。
今井清隆は声をかけられても気づかずにいて「ボーっとしてました」と切り出してしゃべったが、最後にそれを受けて鹿賀丈史が「バルジャンをやった後は誰でもボーっとするんですよ。私はやってたからよくわかる。本当に今井君は8公演よく頑張った」というようにねぎらっていた。カーテンコールの最後の最後のふたりのハグでしめくくったし、この二人の信頼関係がこのスペシャルバージョン企画の中心になったような気がしている。
2000回公演と今日とカテコに演出のジョン・ケアードも挨拶してくれて、日本のカンパニーを誉めていた。「ピープルズ・ソング」を今日も歌うことができた幸せを噛みしめる。
カーテンコールこの3ヶ月公演で最初で最後の出待ちをしてしまった。ガブローシュの局田さん、なんと小さくて細くて可愛い人だろう。コゼットの知念さんも顔が細くてかわいかった。このおふたりにサインしてもらってしまった(幸)。
鹿賀さん、白いスーツかっこよかった。石川禅さんはみんなに「写真とっても若くないよ」と謙遜して声をかけてたけど優しい声だった。岡さんはカメラのファインダーをのぞいていたら肉眼で見る時間がなくなったけど気配だけでも嬉しい。島田歌穂さんもお姿をしっかり見た。
来年の4月に帝劇で1ヶ月の再演が決まった。定点観測決定である。
写真は2000回記念スペシャル公演用のプログラムの表紙。
さすがに8公演立て続けだけに、プリンシパルが何人も歌声がとぎれたりしていたが、気持ちだけは十分伝わってきた。
ジャベールの鹿賀丈史はノリに乗っている感じだった。砦で「いいか、バルジャン警告だ」♪「貴様は盗人、何か望みだ、二人の命、取引なのか」♪のあたりのエキセントリックな言い方は今日も冴え冴え!!2000回記念公演カーテンコールの挨拶で「僕は...どこかエキセントリックなそういう役が合っている」と言っているくらいだから、ジャベールを楽しんで演じている様子がありあり。
マリウスの石川禅も全開だった。この役は賞味期限がある役だからと謙遜していたが、顔のつくりも声も若いし大熱演だし、知念里奈とのコンビでも全く問題なかった。しっかり役づくりをする人なので「バルジャンの告白」を聞いている場面で、最初は誰の話なのかな~とのほほんと聞いているのだが、バルジャンの話だと気づいたときの眼の見開き方、それから感情ががーっと入って涙。涙を拭くこともできずに結婚式の場面に突入してしまうのだった。
そのコゼットの知念里奈。今公演で3回見たが苦手だという裏声部分が毎回不安定でこれはちょっとと思っていた。今日もどうかなと心配しながら見ていたら、ちゃんと出た!!その部分を除いては(そこが一番肝心なのだが)歌も芝居の部分もよかったのだから、魅力的なコゼットとして合格だ(『ミス・サイゴン』のキムはよかったし、こちらも合格)。
この3人で『ジキル&ハイド』やるんだって思ったら、もう観ないといけないと決心してしまった。マルシアも絶品だし。
テナルディエの斉藤晴彦、「この宿の主」での場の支配力がすごかった。歌では音程をはずすことも少なくないが、この味のあるダミ声が日本の『レミゼ』の名物だったのだ。昔のKDDのTVCMでカルメンか何かのオペラの曲を早口でおちょくった歌で歌って話題になった後にこのキャスティングがあったのだが、その頃の時代の記憶が蘇るような歌声なのだ。「下水道」での歌声も健在。今日は、マリウスのポケットから盗った懐中時計の鎖を持ってグルグル回しながら歌っていた。5/24は♪「丸い月が~見下ろすだけ~」♪のところでチョイチョイって月があるあたりを指差していたし...。芝居がもう変幻自在。挨拶では「人間を背負うことができるかどうか」が一番問題だったとのこと。確かに一番小さめの学生=ジョリを死体で背負うことになっているけど大変だよな~。
そしてスペシャル公演のエピローグは2回とも今井バルジャン、知念コゼット、石川マリウスが涙、涙でエンディング。これはなかなかすごい。もうこちらもウルウルしてしまう。
特別カーテンコールでの挨拶もよかった。今日は出演していないキャストも全て舞台に登場。森久美子は泣かないで司会を頑張ると宣言し、岡幸二郎にも泣かないように圧力をかけながら?挨拶をふっていく。詳しくは東宝ウェブサイトやniftyシアターフォーラムを見ていただきたいが、印象的なところをちょっとだけ。
今井清隆は声をかけられても気づかずにいて「ボーっとしてました」と切り出してしゃべったが、最後にそれを受けて鹿賀丈史が「バルジャンをやった後は誰でもボーっとするんですよ。私はやってたからよくわかる。本当に今井君は8公演よく頑張った」というようにねぎらっていた。カーテンコールの最後の最後のふたりのハグでしめくくったし、この二人の信頼関係がこのスペシャルバージョン企画の中心になったような気がしている。
2000回公演と今日とカテコに演出のジョン・ケアードも挨拶してくれて、日本のカンパニーを誉めていた。「ピープルズ・ソング」を今日も歌うことができた幸せを噛みしめる。
カーテンコールこの3ヶ月公演で最初で最後の出待ちをしてしまった。ガブローシュの局田さん、なんと小さくて細くて可愛い人だろう。コゼットの知念さんも顔が細くてかわいかった。このおふたりにサインしてもらってしまった(幸)。
鹿賀さん、白いスーツかっこよかった。石川禅さんはみんなに「写真とっても若くないよ」と謙遜して声をかけてたけど優しい声だった。岡さんはカメラのファインダーをのぞいていたら肉眼で見る時間がなくなったけど気配だけでも嬉しい。島田歌穂さんもお姿をしっかり見た。
来年の4月に帝劇で1ヶ月の再演が決まった。定点観測決定である。
写真は2000回記念スペシャル公演用のプログラムの表紙。
音楽座の「マドモアゼル・モーツァルト」の話など、載せましたのでよろしく!
お目にかかれなくて残念でした。
鹿賀さんが本当にかっこよくて惚れ惚れしてしまいました…
ブラボー!の声が鳴り響く、なんて素敵な夜。
ゴージャスな夜。ぜいたくな一日を味あわせていただき、幸せでした(^^)
こういうことって1回見るだけではその場面のメインのキャストばかり見てしまってできないのですよ。しかし、なんて贅沢な、千秋楽だっていうのにね。
岡さんは、最後ウェディングの場面のウェイターで森久美さんと遊びまくってて、笑えました。斉藤さんが落とした銀のお盆を鏡のように使って髪型を直したり、黒っぽい口紅でハートマークのお口を書いていたり、ハメはずしまくり。このシリアスとお笑いをとるのに徹する両面が超魅力的。ああ、だめです。
cocomamaさん、『ライオンキング』のCD、今度お貸ししますね。
熱い千秋楽に行かれたラッキーな方のおひとりなのですね。
ホント、鹿賀さんは回が重なる度に脂がのってきたという言葉がぴったりでした。 また見たいな~。
無理だろうなぁ~
12月に「ジキルとハイド」に行けたらいいな、と思っております。
千秋楽とは熱い日に見に行く事ができたラッキーなおひとりですね♪
鹿賀さん、毎回脂がどんどんのっていく、という感じでしたね。また見たいなぁ~(ジャベール)。無理だよね~
12月に「ジキルとハイド」が見れたらいいかなと今から思っております。
♪~さんに「ブログピープル」について教えていただいたので、私のブログから『レ・ミゼラブル』と『オペラ座の怪人』の記事をまとめてTBつけてきました。
ここでもご紹介しておきます。
トップページは
http://www.blogpeople.net/TB_People/index.html
いろいろなジャンルがあるのでそれはトップページから入って探索できるとのことで、レミゼや他はエンタテーメントに分類されているようです。
『レミゼ』は下記から検索にいけるとのことです。
http://member.blogpeople.net/TB_People/tbp_2749.html
ついているTBの数では圧倒的に『オペラ座の怪人』が多いのですが、映画もあるし、四季はロングランだし、絶対的に観客数が違うよね。
鹿賀さんの声が聴きたくて『ジキル&ハイド』のCDをすでに何度も聴いてしまっております。12月公演は、友人のジョン役に石川禅ちゃんが抜擢されてるし、やはり観に行かないとなあ。歌舞伎座も昼と夜観るし、散財決定(T-T)