ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

06/10/16 厚生企画で都内めぐり②柴又で「寅さん記念館」、他

2006-10-17 21:22:59 | おでかけ、旅行
浅草からバスで柴又へ移動。
柴又は家族と一回きたことがある。その時は草だんごを「とらや」で食べたものだ。
川魚料理の「川甚」で昼食。団体さん用の大きな弁当箱できれいに詰められているので鰻ご飯部分が食べにくい。仕方がないので天ぷらを先に食べて小さい器を空けてそこにご飯と鰻を移しながら食べる。鮎を煮付けて輪切りが2つ盛り付けられていたのが珍しくて美味しかった。

食事の後が自由散策。
昔はなかった「寅さん記念館」にまず行ってみる。「寅さん」シリーズの映画は映画館だけでなくTVなどでも何本も観ている。全48作全部観ている人も世の中にはいるのだろうけれど、私は足元にも及ばない。(追記:いらっしゃいました!)
「男はつらいよ 全作品覚え書ノート」というブログをご紹介
記念館には寅さんシリーズの映画の撮影の雰囲気がわかる展示や松竹の大船撮影所から(正確にはその後しばらくあった映画村的な施設から?)移築された寅さんの実家「くるまや」のセットがあった。撮影が終わるたびに解体して松竹の倉庫で保管し、次の撮影でまた組み立てたのだという。
写真は記念館にあった記念写真撮影コーナーで写した合成写真。4つ選択できた背景のうち「くるまや」の店内を選んだ。
帝釈天の参道の商店街を一回り小さく復刻しているところもあった。

それを見た後で実際の参道を歩いた。三大だんご店のイメージを合成して「くるまや」を作ったんだなとわかった。参道の土産物屋とか川魚料理屋、骨董品屋までうまく雰囲気を再現していたんだなと思った。
駅前の寅さん像まで歩いてバスに戻る。帝釈天でのおみくじの結果は「吉」。
そこからバスで都電荒川線の乗車体験の乗り込み駅の「梶原」まで移動。そこでバスと別れてバスガイドさんに引率されて都電に乗る。

7駅先の「庚申塚」で降りて巣鴨のとげぬき地蔵の「高岩寺」へ。寺の前で解散となった。このお地蔵様は水をかけて身体の具合の悪いところをこするとご利益があるという。休日はディズニーランドの乗り物のような行列ができているが、平日の今日はすぐにできそうなのでやってきた。喘息がよくなるように胸をこすらせてもらった。
ここでのおみくじの結果は「小吉」。運勢には「このみくじにあう人は、何事にもよく辛抱をするという事が大切である。冬のあとからは春が来る、どんなに苦しんでもやがて願いが叶って幸福は巡って来るのである.....」と。あたっているような、あたっていて欲しいような。

お地蔵さんをかたどったぬれせんべいを娘への土産に買う。
午後4時にはJR巣鴨駅に着いた。こういう予定を逃す私ではない。
新橋演舞場の『森の石松』を観にいったのだった~。

追記
山田洋次監督の学校シリーズのシナリオを最近2冊読んだ。夜間中学を舞台にした1作目(岩波同時代新書)と北海道の高等養護学校を描いた2作目(ちくま文庫)である。先生と生徒たちとの交流を描きながら現代社会の問題も鋭くあぶり出している。シナリオを読んだだけで泣いてしまう私。現政権は教育改革を掲げるのであればこちらに焦点を当てていただきたいものだ。


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