お茶屋娘さんと一緒に観てきました。段治郎の大ファンの彼女は3回目だけど、私はこの公演は1回目。勘三郎襲名披露を3ヶ月昼夜全部観ることにしたので私はそちらまではとても時間の余裕も経済的余裕も体力の余裕もないので、一回でおさえています。
うーん、段治郎は主役としての押し出しもよくなって、華が出てきましたね。場の支配力もぐーんとアップ。4年前に「楼門五三桐」で小鮒の源五郎(蛙やなめくじ模様の着物を着ていた役)をやってた頃に比べればもう別人のような成長ぶり。これは抜擢することで成長させることができたいい例だよね。歌舞伎研修生出身で抜擢されたのは笑也がまず最初だけど、段治郎の方が成長が早いと思う。これからも楽しみです。
今日は疲れたから、舞台全体への感想はまた後日にさせていただきます。写真は今日買ってきた舞台写真2枚のうちの1枚のアップ。
追記
昨年の段治郎が猿之助に代わって主役をつとめた『新・三国志Ⅲ』は忙しくて観ることができなかった。終盤に観ればよかったかなと思ったけど、日程調整がつかなかった(仕事もあったけれど、3月の初めに空巣に入られて大変だったから)。そして玉三郎の相手役に抜擢された7月歌舞伎座の『桜姫東文章』は昼・夜ちゃんと観てその成長ぶりをこの目で観て、次にこのブログでも書いた『梅ごよみ』でも玉三郎の芸者が惚れてしまう丹治郎を頑張って演じていた。今年度の松尾芸能賞の新人賞をとるだけのことはある。
このヤマトタケルも初日があいてすぐの劇評では長身が映えるとしか書かれてなかったけど、この2ヶ月公演の中でも日々成長していたに違いない。終盤の今日観たら、立ち姿だけでなく演技ももう落ち着いた立派なものだった。引き続き、応援していきたい。
うーん、段治郎は主役としての押し出しもよくなって、華が出てきましたね。場の支配力もぐーんとアップ。4年前に「楼門五三桐」で小鮒の源五郎(蛙やなめくじ模様の着物を着ていた役)をやってた頃に比べればもう別人のような成長ぶり。これは抜擢することで成長させることができたいい例だよね。歌舞伎研修生出身で抜擢されたのは笑也がまず最初だけど、段治郎の方が成長が早いと思う。これからも楽しみです。
今日は疲れたから、舞台全体への感想はまた後日にさせていただきます。写真は今日買ってきた舞台写真2枚のうちの1枚のアップ。
追記
昨年の段治郎が猿之助に代わって主役をつとめた『新・三国志Ⅲ』は忙しくて観ることができなかった。終盤に観ればよかったかなと思ったけど、日程調整がつかなかった(仕事もあったけれど、3月の初めに空巣に入られて大変だったから)。そして玉三郎の相手役に抜擢された7月歌舞伎座の『桜姫東文章』は昼・夜ちゃんと観てその成長ぶりをこの目で観て、次にこのブログでも書いた『梅ごよみ』でも玉三郎の芸者が惚れてしまう丹治郎を頑張って演じていた。今年度の松尾芸能賞の新人賞をとるだけのことはある。
このヤマトタケルも初日があいてすぐの劇評では長身が映えるとしか書かれてなかったけど、この2ヶ月公演の中でも日々成長していたに違いない。終盤の今日観たら、立ち姿だけでなく演技ももう落ち着いた立派なものだった。引き続き、応援していきたい。
段治郎さんのHPの写真は 目線がもろにこっちなのがうらやましいところです。
段・玉時代、あと20年…
玉さんは20年たつとおいくつになられてるんでしょう…なんてことは考えちゃぁまずいんでしょうか?(^_^;)
追記:
「さん」づけでかまいませんよ~
「様」ってつくと、なんか恥ずかしく成っちゃう小心者なんで(^_^;)>゛
ご指摘ありがとうございます。次回からはやらないことにします(今回は知らなかったので勘弁してもらってしまおう)。
「のたり門耳」ブログにあった市川段治郎のオフィシャルサイトのURLhttp://www17t.sakura.ne.jp/~danjiro/index.html
早速「お気に入り」に入れてしまいましたよ。過去の写真もいっぱい掲載されていてうれしいなあ。細かい芝居はこれからの上達をさらに期待するとして、ビジュアル的には海老蔵よりも好みなんですよ。段治郎には春猿と組むのもいいけど、玉三郎と安定的に組めるようになって欲しい!そしてこれから段・玉時代をあと20年楽しめると踏んでいる私なのでした。
連続コメントですみません。
今、ふと気がついたんですが、舞台写真、ブログに載せちゃって大丈夫でしょうか?
確か、歌舞伎座の写真売り場には「HPの無断掲載はダメ」とあったような気が・・・
個人的にはすごくうれしいんですが、ちょっと心配になりましたので。
でも、私のご贔屓の團蔵さんはちゃんとできてるんですけど♪。って、團蔵さんも以前はおもだか屋一門とご一緒してたと聞いて、妙に納得。
なんか、ぴかちゅうさんのとこなのに、お茶屋娘さんのコメントのコメントになってしまいました。すみません。m(__)m
も一つついでに。
ぴかちゅうさんとこへのTB、今晩あたりには作業できると思うんで、しばしお待ちを。昼間の環境は、出先なんで、gooにログインできないんです(^_^;)
うちのブログの書き込みの時間から多分、そうだろうとは思ったんですが。
で、昼にも学生さん、いたんですか。夜もたくさんいましたよ。
1階の上手ブロック占領してました。
あと、外人さんもたくさんいましたが、以前のように「ブラボー!」や口笛は飛ばず、掛け声もなく、静かと言えば静かな日でした。
ただ、この古典調のセリフで、わかるだろうか と、つい、心配してしまいました。見てるだけでも楽しいのですが、やはり、話してる言葉がわかった方がより楽しいですから。
学生さんが、このお芝居をちゃかしたりしないで、なにかココロに残してくれるとうれしいものです。
「誰も手を抜いてない」というのは、そのとおり!そこがまたうれしいところで、何度みても飽きないところ。本当はこれが、正解なんでしょうけどね。
スーパー歌舞伎をみて、このことに気が付いてから、歌舞伎座で見るとき、脇の人の様子が気になるんですが…うーん、あんまりできてないかも…<(-_-;)。
ちなみに、私のご贔屓、團蔵さんはばっちり出来てます♪。以前、おもだか屋一門とご一緒されてたと知り、納得してしまいました。
すみません、ぴかちゅうさんとこなのに なんかお茶屋娘さんのコメントのコメントになってしまいましたm(__)m
その他大勢の兵士や女たちの演技が細かいのに感服。それこそ遠い席では見えないのに、誰も手を抜いていないのです。だから、リアリティが出るのですね。脇役の充実が大舞台を支えていると実感しました。
門之助皇后の表情の冷酷さ。タケルを蝦夷征伐にやる、ときいたときの、してやったり、という薄ら笑いが秀逸。
焼津で火責めをかわし自信満々のところに、蝦夷の兄弟から辛辣な言葉を投げつけられたタケルの顔。得意満面の顔が次第に凍り付いていく様子が素晴らしかった。
今日は、中高校生の観劇あり。最後の宙乗り、女子高生にとっても受けてました。掛け声は少なかったけれど、若いひとが真剣に見ている空気がまたよいものです。なにより、若い人に是非みてほしい舞台ですよね。
ともあれ、内容については、ぴかちゅうさんの更なる記事を待つことにして、ひとこと。
「猿之助の」という冠詞が完全にとれましたね。作者の梅原氏がパンフで、「猿之助以外のひとが演じて成功したらこの作品は古典になる」と言っておられましたが、まさに我が意を得たり。勿論、段ちゃんだけでなく、キャスト・スタッフ全員の力あってこそ。そして、半ば冒険ともいえる企画を実現させてくれた松竹の懐深さ。
明日は、最後のタケル観劇。1列目の真ん中へんだよ。まったくファンとは、馬鹿なもんでございます。
まずはおつかれさまでした。ゆっくり休んで下さいませ。