ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/10/06 急遽、大宮氷川神社で妹の病気平癒祈願

2013-10-06 20:55:11 | おでかけ、旅行

10/5(土)の雨の港区散策から戻ってややしばらくしたところに電話が鳴った。入院していた妹2が外泊許可が出て自宅からだという。

人工透析をするための血管のシャントがつぶれて透析できなくなって透析のクリニックから緊急入院したのが8月末。退院したものの9月に入って腹痛と発熱で再入院となり何度もやり直し手術をして、ようやく反対の腕にシャントをつくって落ち着いてきた。
その間、名古屋の妹1と一緒に1回、自分一人で1回、お見舞いに行き、実家の母にもその経過報告に行ったりしてきたが、本人が一番痛がっている腹痛の検査は最後になってしまっていた。退院してから外来での検査になるかもとかいう話もあった。

10/4(金)の夜、妹1に様子を聞いた。週末に退院する予定だったが、金曜日に腹痛の原因を調べる検査を急遽受けられることになったので退院は来週に伸びたということだった。
翌日、本人からの電話。

直腸の上のS字結腸がかなり狭窄していて、本人もその画像を一緒に見てすぐにわかったし、検査の医師もすぐに告げたらしい。癌の可能性が高いと!

週明けにはステージ決めや周囲の検査に入り、手術の日が決まったら母も連れてきてもらって会っておきたいので、私に連れてきてほしい。手術の日の立会いも頼むかもしれないとのこと。

透析のクリニックの医師にはおなかの不調は具体的に伝えていたのに、ここまで発見が遅れるというのは、透析患者だから仕方がないと本人は言っているが、残念で仕方がない。泣かずにいようと思っても泣けて、声も裏返る。
「お姉ちゃんより私の方がつらいんだからね」
「うん、そうだよね」
と言いながら、現在の私は感情のコントロールが効かない。
「毎日、生きるために闘っている」と口癖のように言っていた妹は、本当に強い。
私にやれることはやらなくてはと決意を固め、どちらがどちらを励ましているのだかわからないような電話が終わった。

玲小姐さんに電話して助言をいただく。お母さんを大腸がんで看取っているのでアドバイスが具体的だ。神社に御祈祷をしてもらいにいきたいと言ったら氷川神社をすすめてくださった。これまでの二度の参拝は彼女と一緒だったっけ(2011年10月はこちら)。
感謝m(_ _)m

そして、本日午後から大宮の氷川神社へ。
Wikipediaの「氷川神社」の項はこちら
参道の始まる一の鳥居へは、さいたま新都心駅が最寄駅ということだったので、自宅から初めて自転車で行ってみた。日本で参道が一番長い神社なのだそうだが、今日走ってみて参道の立派さにあらためて感心した。冒頭の写真がその一の鳥居。左の石に「武蔵国一宮」とあった。

「下乗」の札のところで自転車を停め、赤い楼門をくぐって御祈祷受付へ。「病気平癒」でお願いしたが、午後4時の最終の回だったためか拝殿に通されたら3組のみだった。

しっかり御祈祷いただいて、お札もいただいてきた。上の写真の左の方に樹木の幹が少しだけ写っているが樹齢はどのくらいかと思われるほどの太さで、それだけで有難い感じがした。

古い拝殿の隣に新しい社殿の胴葺の屋根が光っていた。まさに「あかがね」の光で、古い社殿の方は緑青の色になっているのかと対照に感心したが、まだまだ公開はされておらず、囲われていた。その囲いのところにあった説明のイラストが下の写真。「祈祷殿・札所新築工事」とあった。

玲小姐さんにご報告したついでにその工事の前に発掘もして、縄文時代の遺跡が出たというお話を聞いた。そして縄文の後の時代の物が何も出ていない=その頃から神域扱いされていた可能性が高いということもお聞きして、この神社の祈祷札のパワーの強さを信じたい気持ちになった。
手術までには届けたいと思う。


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