ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

06/01/24 初めて国立劇場に一人で行きました(^^ゞ

2006-01-24 23:49:36 | 観劇
今まではお茶屋娘さんとご一緒していたので自分ひとりで行くのは初めて!国立劇場の歌舞伎はちょっと地味系なので敬遠気味だったのもある。今月は菊五郎劇団の復活狂言だし、職場から近いので仕事帰りに一人で行こうと夜の部の最後の日のチケットをとっていたのだった。

しかーし、昨日のこともあり、今日は仕事を休んでしまった。気分を変えるために朝からホットケーキを焼いた。ちょっと前に生協の商品案内に載っていたココアホットケーキミックスというのを見てひらめき、娘がずっと前にお菓子作りで使って残っていた純ココアパウダーを入れて次には焼いてみようと思っていたので今日実行した。これで残り物もすっきりした~。これにストロベリーソースの残りをかけて食べたらこれもいい感じ~。

娘は最終学年なので「あと6日登校すれば自宅研修期間に入るのだから頑張れ」と昨日も担任の先生から言われて「ハイ」と返事していたが、超不機嫌でネットゲーム中。今日も学校に付き添っていこうかと娘に言うが、夜の部に間に合うように先に送っていくとなると学校が始まるよりもだいぶ前の時間になってしまう。それが嫌だと言う。あきらめるか、でもあきらめたくないし...。「歌舞伎のチケットとってるから悪いんだよ」とか愚痴られる。でもここで私をあきらめさせると絶対あとで当たりちらされると予想しているようだ(当たりだけど)。そこで「一緒には行かない」と言い張ったのではないかな。気まずくいるのも嫌なので、さっさと出かけてしまった。あとは信じるしかないな~。

京浜東北線から地下鉄南北線に乗り換えて永田町駅から歩く。いつもの出口から出たので覚えがある道を行くと到着~。来月の文楽もこれで大丈夫だ~。

yukariさんから情報をいただいていた伝統芸能情報館での事前レクチャーにも参加させていただいた。今回の復活上演に際し、国立劇場が提案した2つの企画案のうち難しい方を選んだという菊五郎丈の志の高さに感じ入った。昨年の『NINAGAWA十二夜』もそうだが意欲的な取り組みが続く。猿之助→勘三郎と革新的な挑戦の波が歌舞伎界に広がってきているなと嬉しく思う。それにこの公演にかかわる人は250人にも及ぶという話もきくことができた。そして大道具帳を描いたのが若い女性の美術担当さんだという話がとても嬉しかった。どんどん女性がこういう分野にも関わっていって欲しいものだ。

そして3回休憩、4時間半の舞台。さすがに長丁場で途中で睡魔に襲われたが、菊五郎劇団の総力を挙げた素晴らしい出来だと思った。最後の8分間の藤棚前の大立ち回りも見ごたえ十分。菊五郎劇団の国立での公演はこれからははずさないで観ることに決めた。

yukariさんとミニミニオフ会をして半蔵門駅から帰ってみることにした。駅まで近いし、なるほど大手町での乗り換えもラクチンだ。

と、ところがである。JR池袋駅で埼京線が来ない。山手線渋谷駅での人身事故で隣の埼京線まで運転見合わせで救助中とのこと。振り替え輸送の利用を促されて、有楽町線で飯田橋に移動→南北線で王子まで→京浜東北線で帰ってきたのだった。

なかなかに波乱万丈な一日であった。お嬢はちゃんと学校に行っていた。その前に本屋で漫画をむちゃ買いして、帰宅後むちゃ読みしてたけど...。
写真は初めてもらった「振替乗車票」。私鉄への振り替え時には必要なものらしい。