コンサートのリーフレットが埋もれていたのが見つかったので、ようやく書くことができる(恐縮m(_ _)m)。
私の高校時代の生徒会本部役員で一緒だった友人が、大学で社会福祉を勉強し、社会福祉法人「鴻沼福祉会」を立ち上げる前から障害者の共同作業所の職員として働き、法人化し、現在では常勤役員になっている。きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)でも大活躍。私も後援会員になっている(年会費一口だけで恐縮だが)が、日頃は何の行事にもお手伝いできていない。埼玉会館大ホールで毎年3月の最終土曜日にコンサートを開いてきているが、ももんがさんのお誘いで今年初めて行ってきた。当日は少し遅れて行ったのでお茶屋娘さんがとっておいてくれた自由席の最前列で観た。いつもいつもありがとうm(_ _)m
プログラムはだいぶすすんでいて、第一部の明治大学マンドリン倶楽部OBによるアンサンブル演奏やソプラノ歌手・萩原かおりさんの映画音楽を歌うところは終わっていた。スペシャルゲストの菅原洋一さんの歌に間に合った。
菅原洋一さんは「知りたくないの」「今日でお別れ」「忘れな草をあなたに」の3曲を歌ったが、間のトークも温かいお人柄がしのばれてよかった。「有線からヒットしたのがよかった。顔が見えないから」とか言って笑わせる。しかし、真っ白なおぐしを伸ばして後ろにまとめられている髪型は若い頃の短い髪型よりいい感じ。終始目を伏せて歌われ、ここぞという時にお目を開けられる歌い方はgood!ご自分を一番魅力的に見せる工夫が生きてましたぞ。いいお声だし、上手いし、耳福。
続けて萩原かおりさんと「メリーウィドゥ・ワルツ」を一緒に歌われたが、さすがに音大声楽科出身者のデュエットでなかなか聞かせてくれた。第一部の最後は萩原さんがオペラ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」を独唱。マイクなしのオペラのアリアはやっぱりいい。
休憩時にロビーに行くと作業所でつくられた物品販売と並んで、萩原さんが出演するミュージカル『ルルドの泉』のチケットも販売していた。ミュージカル座によるこの舞台は行きたいと思っていたところだったのでチラシをもらってきておいた。
第二部は、萩原さんの日本の叙情歌メドレー(「浜千鳥」「椰子の実」「浜辺の歌」)と「涙そうそう」で始まり、続いて鴻沼福祉会の仲間と一緒に槙原敬之の「どんなときも」などを合唱。萩原さんや菅原さんも仲間たちと一緒に歌う。そして今回、萩原さんがシンガーソングライターとして鴻沼福祉会の仲間のために作詞作曲をしてくれた歌「いもたま365日」や仲間と職員が作った歌詞に曲をつけてくれた歌「夢に近づきたい」「夢・仲間といっしょなら」が仲間たちとの合唱で披露された。以下は紹介文より
「いもたま365日」:作業所では仲間たちがじゃが芋や玉ねぎの袋詰め作業をしていています。...荷受や納品で、朝晩職員とトラックに乗って市場に出かける時は仲間も社会の一員として働いていることを実感できる瞬間です。
「夢に近づきたい」:言語障害があってうまく言葉が伝わらなくても、車椅子で移動に不自由しても、それでも街に出たい...。いろんな人と交流したい。仲間たちはみんな願っています。
「夢・仲間といっしょなら」:作業所には、喜びも苦しみもわかち合える仲間がいる。それだけで勇気100倍。仲間たちをとりまく社会は厳しいけれど、仲間といっしょに前に進んで行きたい。そんな思いをこめて作りました。
我が家に届く生協のじゃが芋や玉ねぎの袋詰めはこの仲間たちがやってくれていたのかと思うと、次に届く時から彼らの働く姿を思うだろうと思ったし、「夢・仲間といっしょなら」の「♪ぼくには仲間がいるよ 仲間が僕を助けてくれる 僕が仲間を助けてく 仲間の笑顔がこの僕に 不思議な力をくれるよ♪」のあたりでは、涙腺がゆるむ。
舞台の上に上がった仲間たちの一生懸命歌う姿がよかった。会場もいっぱいで最後はすごい拍手だった。予想を越えた質の高いコンサートでびっくりした。
出口で友人に会えたが、来年も同じ3月の最後の土曜日に開催されるから参加してねとのことだった。喜んで参加しますとも。海外出張も多いようで大忙しのようだが、身体に気をつけて頑張ってもらいたい。
終了後は、ももんがさん、お茶屋娘さんとお茶をした(これもオフ会?)。ももんがさんによると毎年大ホールがいっぱいになるという。近くに住むようになったことだし、今後はなるべく毎年参加したいと思っている。
写真は、コンサートのリーフレット。
私の高校時代の生徒会本部役員で一緒だった友人が、大学で社会福祉を勉強し、社会福祉法人「鴻沼福祉会」を立ち上げる前から障害者の共同作業所の職員として働き、法人化し、現在では常勤役員になっている。きょうされん(旧称:共同作業所全国連絡会)でも大活躍。私も後援会員になっている(年会費一口だけで恐縮だが)が、日頃は何の行事にもお手伝いできていない。埼玉会館大ホールで毎年3月の最終土曜日にコンサートを開いてきているが、ももんがさんのお誘いで今年初めて行ってきた。当日は少し遅れて行ったのでお茶屋娘さんがとっておいてくれた自由席の最前列で観た。いつもいつもありがとうm(_ _)m
プログラムはだいぶすすんでいて、第一部の明治大学マンドリン倶楽部OBによるアンサンブル演奏やソプラノ歌手・萩原かおりさんの映画音楽を歌うところは終わっていた。スペシャルゲストの菅原洋一さんの歌に間に合った。
菅原洋一さんは「知りたくないの」「今日でお別れ」「忘れな草をあなたに」の3曲を歌ったが、間のトークも温かいお人柄がしのばれてよかった。「有線からヒットしたのがよかった。顔が見えないから」とか言って笑わせる。しかし、真っ白なおぐしを伸ばして後ろにまとめられている髪型は若い頃の短い髪型よりいい感じ。終始目を伏せて歌われ、ここぞという時にお目を開けられる歌い方はgood!ご自分を一番魅力的に見せる工夫が生きてましたぞ。いいお声だし、上手いし、耳福。
続けて萩原かおりさんと「メリーウィドゥ・ワルツ」を一緒に歌われたが、さすがに音大声楽科出身者のデュエットでなかなか聞かせてくれた。第一部の最後は萩原さんがオペラ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」を独唱。マイクなしのオペラのアリアはやっぱりいい。
休憩時にロビーに行くと作業所でつくられた物品販売と並んで、萩原さんが出演するミュージカル『ルルドの泉』のチケットも販売していた。ミュージカル座によるこの舞台は行きたいと思っていたところだったのでチラシをもらってきておいた。
第二部は、萩原さんの日本の叙情歌メドレー(「浜千鳥」「椰子の実」「浜辺の歌」)と「涙そうそう」で始まり、続いて鴻沼福祉会の仲間と一緒に槙原敬之の「どんなときも」などを合唱。萩原さんや菅原さんも仲間たちと一緒に歌う。そして今回、萩原さんがシンガーソングライターとして鴻沼福祉会の仲間のために作詞作曲をしてくれた歌「いもたま365日」や仲間と職員が作った歌詞に曲をつけてくれた歌「夢に近づきたい」「夢・仲間といっしょなら」が仲間たちとの合唱で披露された。以下は紹介文より
「いもたま365日」:作業所では仲間たちがじゃが芋や玉ねぎの袋詰め作業をしていています。...荷受や納品で、朝晩職員とトラックに乗って市場に出かける時は仲間も社会の一員として働いていることを実感できる瞬間です。
「夢に近づきたい」:言語障害があってうまく言葉が伝わらなくても、車椅子で移動に不自由しても、それでも街に出たい...。いろんな人と交流したい。仲間たちはみんな願っています。
「夢・仲間といっしょなら」:作業所には、喜びも苦しみもわかち合える仲間がいる。それだけで勇気100倍。仲間たちをとりまく社会は厳しいけれど、仲間といっしょに前に進んで行きたい。そんな思いをこめて作りました。
我が家に届く生協のじゃが芋や玉ねぎの袋詰めはこの仲間たちがやってくれていたのかと思うと、次に届く時から彼らの働く姿を思うだろうと思ったし、「夢・仲間といっしょなら」の「♪ぼくには仲間がいるよ 仲間が僕を助けてくれる 僕が仲間を助けてく 仲間の笑顔がこの僕に 不思議な力をくれるよ♪」のあたりでは、涙腺がゆるむ。
舞台の上に上がった仲間たちの一生懸命歌う姿がよかった。会場もいっぱいで最後はすごい拍手だった。予想を越えた質の高いコンサートでびっくりした。
出口で友人に会えたが、来年も同じ3月の最後の土曜日に開催されるから参加してねとのことだった。喜んで参加しますとも。海外出張も多いようで大忙しのようだが、身体に気をつけて頑張ってもらいたい。
終了後は、ももんがさん、お茶屋娘さんとお茶をした(これもオフ会?)。ももんがさんによると毎年大ホールがいっぱいになるという。近くに住むようになったことだし、今後はなるべく毎年参加したいと思っている。
写真は、コンサートのリーフレット。