日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

夏ももう終わりですね…

2010年09月05日 | Weblog
 9月に入りました。今年も4カ月ばかり…早いものです。
 近所の小学1年生の子も夏休みが終わりでいいよいよ学校に通っていく毎日が始まりました。まだまだ残暑が厳しいので、「学校にクーラーがあるの?」と尋ねたら「1年生の教室にはなくて、高学年はある」とのことでした。これはちょっとキツイ…と思いを持ちました。
 なんと今年は熱帯夜(25度以上)が過去最高にでまだ続いているそうです。これではどうり暑いわけです。
 でも、朝夕の風はヒンヤリとし、セミも少なくなってきています。ニュースで今年の秋刀魚は不良だそうです。味覚も音もだんだん秋らしくなっていることは自然の偉大さです。

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┃今┃週┃の┃気┃に┃な┃る┃ス┃ク┃ラ┃ッ┃プ┃ブック┃
 今年の暑さはやはり「異常」なのでしょうか。記録ずくめの猛暑のなかで死者は400人以上を超えたそうです。前回でも述べましたが電気代が払えなくてクーラーはつけず、部屋で熱中症でなくなったひともいるといいます。
 自然の猛威に人間のなせることはやはり限界があるようです。
私は今年に限って、家にいるより会社で働いていたほうが、楽なように気がしました。

…と思うもののビルの冷房を入れれば排熱によって都市は暖まる(ヒートアイランド現象)。その熱がコンクリートを暖めさらに、部屋は暑くなる。悪循環の都市生活。それを埋めるものは、クーラーという機械。今回はこれさえも使えないまま、部屋で熱中症になり亡くなった高齢者が多いという。

9月3日毎日の朝刊に湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局代表)の論説「災害も社会的弱者を直撃」がよかった。
 今回の熱帯夜による死者の大半は弱者が真っ先に犠牲になったという。とくに少ない年金で生計を立て、やりくりしている年金生活者や失業中の人たちであるという。クーラーはあるが、少ない年金生活。そして食費と考えた場合ちょっとガマンと思ううちに熱中症になってとりかえしのつかないことになってしまった。クーラーをつけるとそれなりの電気代が請求される。日々の生活のなかでこれほど暑いために電気代への負担は大きいと思ったもだろう。

 「長寿」と日本は世界一の誇れるものだったが内実は悲惨な事態だということ、だと思う。さらに、「無縁死」という言葉が思いだされた。
 どこで、どういう最期をとったものか身内さえもわからない。さらには、そのなきがらさえもいくところがないというドキュメントには、この熱帯夜の事故とともに悲惨な「高齢者社会」がまっているのかと暗示しているようで不安な気持ちにさえなる。

 そして、「年金授受不正」のこと。親は子どものを育てることはあたり前かもしれないが、その子が親の「死」を不正によってとっていた年金…。
 子どもも老人も住みにくい社会であることがこれほど身近になった夏はなかったように思った。

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┃今┃週┃の┃現┃場┃で┃考えた┃こ┃と┃

今週はお休み…

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 たまたま、読んでくださった方、ありがとうございました。


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